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24.6.22米株の相場変遷 YOLO⇨FOMO⇨MOMO 日本株は横ばい上振れ待ち
株式相場の変遷から読み解く相場感
6/22日経新聞朝刊に相場の世相を表すフレーズの推移が紹介されてました。
・YOLO;
You Only Live Once(一度きりの人生)
・FOMO;
Fear Of Missing Out(機会損失)
・MOMO;
More Momentum(一極集中の加速相場)
現時点の米株相場はMOMO相場、エヌビディア一強のAI旋風の上げ相場です。一方で日本は横ばいです。
今後の日本株の見通しは以下です。直近のリスク要因として米国の好景気が円安を加速させ為替介入の再来を警戒させます.
💹日本株の見通し
6月底入れ↘️➡️(益出し一服)
⇨7月横ばい➡️(利上げ&為替介入)
⇨8月↗️上昇(上振れ決算)
❎懸念:利上げ/為替介入/日米中の景気減速
5-6月の失速気味の日本株は金融業の売却(益出し)の影響を受けています。背景に日米長期金利の上昇に伴う債券下落の損失を相殺する動きです。売却(益出し)に一服感があり、7月からのもみ合い相場の行方に注目です。節目は8月の決算シーズン、5月の新年度決算(25.3)が慎重な業績予想につき、上振れ⇨株高が期待されます。
インフレは株&不動産を値上げます。インフレを進める日本経済は資産運用に最適です。
令和企業 補完関係のシナジー協働経営
TKP(3479)がノバレーゼ(9160)と資本・業務提携、互いの閑散期を補いシナジー効果を発揮させるビジネス経営を確立しました。例えばTKPは平日の企業研修、ノバレーゼは土日の結婚式を主力事業としています。お互いの弱みを補完し、強みを掛け合わせて収益力の向上が期待されます。
国策 骨太方針&経済対策 選挙見据えた人気取り
骨太方針が閣議決定しました。
以下が主要な5施策です。主目的は値上げ等により正当な商品価値を給料に反映させて健全なインフレを起こす経済活動です。
・賃上げ推進(デフレからの脱却)
・リスキリング
・次世代半導体量産(ラピダス&熊本TSMC)
・iDeCo引き上げ
・プライマリーバランス(PB)の黒字化
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経済財政運営と改革の基本方針2024政策ファイル
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2024/shiryo_05.pdf
経済政策の主なポイントは以下です。
高騰するエネルギー源の確保が課題です。国の肩代わりであるエネルギー補助金が歪な需給バランスを生み出すおそれがあります。脱炭素も絡み合い、クリーンエネルギー、特に原発の行方は注視です。
・ガス・電気代の補助金を6月⇨10月まで延長
・原発再稼働の実現化
岸田政権は9月の総裁選、その先の解散総選挙を見据えた人気取りの傾向にあります。AI主体の未来社会の莫大な電力源として原発再稼働は急務ですが、地震大国の日本では国民の理解を得られそうにありません。冬眠を手がかりに省エネ制御も研究が進められています。
ロシアがエネルギー資源を政治的/経済的な交渉の手札に悪用しかねず、脱中国に加えてリスク分散が求められます。
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