24.7.16中小型株に循環物色の追い風 各国の金利政策(EU➡️日⬆️US⬇️)の節目にトレンド転換の予兆
日米の中小型株に循環物色の兆し
直近では米ラッセル指数と日グロース指数が共に上昇トレンドを形成しつつあります。双方とも中小型株の指数です。これまで日米の株式相場は大型株が牽引していましたが、過熱感と為替介入(円高化)を受けて調整(下落)が行われ、上値が重い展開になっています。代わりに出遅れ感のある中小型株に買いが集中しつつあります。
各国の金利政策に注視 為替トレンド転換
今週のEUは利下げをスキップ、7/31日米はそれぞれ金利修正(利上げ、利下げ)を表明するか注目されています。少なくとも日銀は国債買いを減額、金融引き締めに着手します。為替トレンドの転換が想定され、為替の転換、円高トレンドが見込まれます。
中国 景気減速の本格化 経済成長の鈍化
3/15から中国は3中全会を開催、経済刺激策のテコ入れを表明します。直近のGDP成長率は5%を割り、不動産不況の長期化が再認識されました。香港ハンセン指数は下落トレンド、海外勢が中国株を売却する姿勢が鮮明になっています。日本株へ資金の巻き戻しが発生しています。
日本株は8月決算シーズンを迎えるにあたり、並行して米M7(大手ハイテク企業)の決算状況を確認しつつ、上振れ期待のある銘柄は要注目です。
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