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24.4.16エネルギーにまたがる様々な因果関係 株安警戒

電気代の高騰が来期の企業業績に暗雲

 電気代の高騰から見えてくる経済&時事ネタを繋げてみました。4月下旬から始まる決算シーズンに暗雲が立ち込め始めています。

4月から利益(EPS)が減少⇨来期(25年)業績に暗雲

 当初は増収増益が見込まれてましたが、日本でもエネルギー価格(特に電気代)が上昇、インフレ再燃が危惧されつつあります。

🔶電気代高騰の要因
・中東紛争(イスラエルvsイランの紛争拡大)
政府補助金の終了(電気代の補助金の終了)
・火力発電の縮小(再生エネ優先)
AI由来の大量な需要増の見通し

🔶電気代高騰による影響
原発再稼働の機運(但し住民同意がネック)
・来期(25年)小売業績予想の増益幅の減少
・中小企業の倒産件数の増加

 直近のリスクとしてイスラエルが対イランの報復を決定し、中東に緊張感が再度高まっています。原油80ドル/バレルは株価の上値を抑える節目であり、当時(2022年)の株安の再現が危惧されます。

日足 原油先物 85ドル継続で株安懸念

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