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ギャンブル依存

いままでいくらお金をつっこんだだろうか

皆知りたくもないであろうが

家賃を払えず親にお金を借りたり

飯も食えず友人に奢ってもらったり

祖母にもらったお祝いのお金も

とにかく目の前にあるお金は

全てコインサンドにぶち込む

周りにも迷惑かけまくり

コレがギャンブル依存症だ

時給800円の仕事でも
1時間で20,000円使うこともザラだ

1時間で20000円を稼げることももちろんある

負けた時は電車賃すらなく歩いて帰り

勝った時は端金のように使う

軍資金 借金の返済 高価な食べ物 夜のお店


そして負けるまでまたサンドにぶち込む

こんな生活で乱れるのは
財布の中だけではなく家庭も崩壊する

家族には嘘をつきお金を借り
嫁には嘘をつき仕事のふり
友達にも嘘をつきドタキャン
仕事にも身が入らずサボりがち

とにかく優先順位がおかしくなっていた

消費者金融は相手がギャンブラーだろうが
喜んで簡単にお金を貸してくれる


初めての消費者金融

初めての借金は20歳で
最初は10万のつもりだった

小さいうちはすぐに返せたりして
またかりて

その頃1度目の離婚を経験して自暴自棄に陥り

誰も知らない環境で仕事もロクにせず

パチスロに通い詰めた
かと言って勉強するわけでもなく
ただお金が欲しいだけで
調子に乗って気づけばあっという間に200万ぐらいに膨らんでいた

それでも呑気に利息だけ払い

ギャンブルに明け暮れていた


借りるのはI年
返すのは8年ほどかかった

でもたまに勝つのがまた危ないのであった

調子が良ければ3日で30万ほど勝つこともあった

そんな時仕事にも身が入らず

早く打ちたいしか考えていなかった

しかしやはり資金は底をつきた


初めての逮捕



子供もいるのに家賃も支払えず

私は犯罪を犯した

自分の職場から窃盗をし

バレるに決まっているのに
そんな事もわからないぐらい頭がボーとしていた

もちろんカメラを見れば一目瞭然

ある朝刑事がきて
私の手には手錠がかかった 

どうしようもなかった

それでも面会室には家族の顔があった

それだけの失敗をし反省し

やっと少し距離を置くことが出来た

というより置かざるをえなかった 

そこから必死で働いた25歳ごろである

お金には少しずつ余裕が出来

しかしここで返済せずにまた暇さえあればうちに行っていた

返済

20代後半の仕事バリバリ期に少しはまともになれた時だった

この時もまだ懲りずにギャンブルはしていたけど

とにかく仕事して行く時間が作れないほど仕事をしていた

そして30手前でやっと完済

しかし恐ろしいことにまだその頃も行っていた

続く

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