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2024年11月5日 最近の読書とスタバ

読書のこと

読了本

  • 『アルプス席の母』 早見和真
    甲子園を目指す高校球児の航太郎を一人で育てた母、菜々子の物語。
    個人的には、菜々子みたいに大人しく見えて実は勝ち気なタイプの人はかなり苦手なのですが、そういった好みとかは横に置いておけるぐらい、大阪の新興強豪校という設定とリアルなストーリー展開がとても面白くて、気づけばすっかり引き込まれていました。
    こどもの活躍と挫折、そして成長を見守るのって、簡単なようですごく難しい事だなと思いました。
    甲子園はゴールじゃない、どんな結果であっても目指した事は長い人生の中の通過点である、というメッセージも良かったと思います。

  • 『地獄の底で見たものは』 桂望実
    アラフィフ女性達の逆転物語短編集でした。
    第一章の『言い訳に年齢を使う人』と言われ一念発起して資格取得を頑張った女性の話が一番好きでした。
    『もう年だから』って何歳になっても言わない方がいい言葉だと思います。むしろ何事も"Never too late."でチャレンジしていきたいですよね。
    どの話も面白かったけど、それぞれ溜飲が下がったなというところで終了だったので、もう一段階、掘り下げなり展開なりが欲しいところでした。
    ですが、あまり深く考えず軽い気持ちで読む本としては、スッキリ爽快な読後感で満点だと思いました。

  • 『バーニング・ダンサー』 阿津川辰海
    特殊能力者系アクション&ミステリーでした。
    TVシリーズによくあるような設定なので、映像化されそうだなと思っています。
    個人的にこのタイプの設定は大好きで、全体的にはとても面白かったのですが、謎が解け始めたところで急にトーンダウンしてくるのは、もうパターンだから仕方ないのでしょうか…?
    ただ、多少テンションは下がりつつもラストまでなんとか走り切った印象で、私としては最後まで楽しむ事が出来ました。
    あの人は登場した時からきっと裏があるなと思っていましたよ!
    続編もある感じなので、続きが出たらぜひ読みたいと思います。

  • 『トラペジウム』 高山一実
    普段は全然読まないジャンルの小説で、序盤は何を言いたいのかよくわからない感じでしたが、アイドルを目指す主人公の成長物語と判明してからはスイスイ読めました。
    文章も、私にはやや読みづらい文体に感じてしまいましたが、会話文が多いこともあり、こちらも慣れればそれほどでもなくなりました。
    主人公がアイドルを目指すに当たり、まず自分でコンセプトを決めメンバーをスカウトして、さらに過去を作り上げてからグループを結成する、というのが面白いなと思いました。
    結果的にカメラ小僧のシンジが一番の成長株だった、というのも趣深いです。

  • 『源氏物語 7』 紫式部 角田光代訳
    宇治十帖、最後のヒロイン浮舟が登場する巻でした。
    確か、菅原孝標女が『更級日記』で「源氏物語で好きなヒロインは浮舟」と書いていたと思うのですが、今のところこれまで出てきた姫たちと比べてどこが良いのかさっぱりわかりません。
    しかし浮舟が素敵かどうかはさておき、匂宮と薫がそれぞれクズ過ぎて、二人に振り回されている中の君がお気の毒で仕方がありません。
    今までも光君に振り回された女性たちは数多いましたし、なんなら命を落とした女性もいましたが、なんだかちょっと違うんですよね、光源氏と匂宮&薫は。
    次巻がラスト、楽しみです。

読んでいる本

  • 『エクス・リブリス』 ミチコ・カクタニ (40%)
    アメリカの人気書評家、日系二世のミチコ・カクタニさんが選ぶ100冊。
    お、これ読もう!と思った紹介本は、いまのところ2冊。
    まえがきに、なるべく新しい本を紹介するって書いてあったのですが、古い本も結構あります。

  • 『ジェンダー・クライム』 天童荒太 (10%)
    並行して読んでいる、他の警察ものと話が混ざりそうなので、こちらは読書停滞中。

  • 『バッタを倒すぜアフリカで』 前野ウルド浩太郎 (10%)
    長らく積読になっていた本をようやく開きました。
    こちらは続編のようで、前作は未読なのですが、それでも大丈夫そうなので気にせず読もうと思います。

  • 『ロシア文学の教室』 奈倉有里 (10%)
    作家の逢坂冬馬さんの姉でもある、ロシア文学研究者の奈倉有里さんの単著。

  • 『華麗なる一族 上』 山崎豊子 Audibleにて読書中
    この作品は一度読んだことがあるし、ドラマ(木村拓哉さん主演の方)も観たので、なんとなくのあらすじと衝撃のラストは記憶にありますが、久しぶりに山崎豊子ワールドに浸りたくて聴き始めました。

購入本

  • 『架空犯』東野圭吾
    予約していた新刊が届きました。読むのが楽しみです。

スタバのこと

マカダミアホワイトスノーチョコレートフラペチーノ

ナッツの中でマカダミアナッツが一番好きなので、楽しみにしていたフラペチーノ。しかし、さすがに名前が長すぎませんか?

ナッツつながりで、アーモンドミルク変更でオーダーしました。
ホワイトチョコレートファッジがサクサクしていて、美味しかったです。

マカダミアホワイトスノーモカ

アイス、アーモンドミルク変更、ショット追加でオーダーしました。
こちらも美味しい!
甘いので、ショット追加で苦味を足したぐらいでちょうど良いです。

フラペチーノにもトッピングされていますが、特に上にかかっている青いツブツブは普通に砂糖なので、めちゃくちゃ甘いです。
期間中に、ホットでも飲んでみようかな。

去年までと違うクランベリーブリスバー

商品名を見て、あれ?と思いました。

ストロベリー味に変わった、今年バージョンのクランベリーブリスバー。
早速食べてみましたが、私はいちご味好きなので美味しかったです。
ストロベリーチョコ味がプラスされているので、去年までのクランベリーブリスバーと比べて、やや庶民的というかクセのない味に変わっています。
今までのちょっと複雑な味が好きだったという人には不評なのでは…という気もします。

The Ribbon of STAR Gift (修業)

12/25までの期間中に、50個の商品を購入してスターを集め、達成すると動くデジタルスターバックスカードがもらえるキャンペーン (修業)。
今日の時点で7個達成しました!いい調子。

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