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猫のこと(しめじ)

記憶スケッチで、自ら黒歴史と症例をアップしておりますが、ワタクシ自身は怪しいものではございません。猫好き歌好きの女性で、子育てや、親の介護看取りなども終わった今は、愛する(!)夫と猫二匹と平穏に暮らしております。
もともと物欲が皆無なので、仕事も辞めた現在は出歩くことは最低限、人と会うこともほとんどなく日中は猫とばかり会話しています。
子供が小さい頃は、彼らが生き物好きということもあり様々拾ったり保護してきてはウチに持ち込み、世話は結局私でした( ̄▽ ̄;)。多岐にわたり関わってきた生き物それぞれに大切な思い出がありますが、2011.3.11の大震災以降に縁が出来た、主に猫のことをポツポツ書きたいと思います。記憶スケッチとは違い格調高い文章にしたいと思っております(棒)。(元々のブログに詳細は記してあります、そのうちご紹介するかもしれません。)

2011年9月。所用で一晩家を空けていた私に夫から

子猫が車道真ん中で怖くてうずくまっていたらどうする?

とメールが来ました。つづいて

複雑な心境だ。一度通り過ぎて戻って4台とすれ違い、片側車線の真ん中に潰れた塊あった。よく見たら伏せて泣いていたんだよ。

ははーん、保護したんだな、とピンときた。
周りは民家も無い、熊も出る山近くの農道だったそうだ。

帰宅すると外では、いつも来る野良猫が、いつもどおり薪の上で日向ぼっこをしていた。室内の様子が変だ。何かの気配がある。

携帯ふたつ程度の大きさのイキモノと目があった。


後ずさりしている。二マーっとなったわたしは、声を掛けて近づく。
で、すぐ膝の上であった。

悪い事の言い訳みたいにぐだぐだ言っていた割に、松ぼっくりで猫の遊び道具なんか作ってあったぞ。で、このイキモノはそれがいたくお気に入りで、だれもいない部屋で一人遊びをしていたのだ。


名前はまだない

2011年9月15日のこと。

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