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【-187万】投資方法を考える(後編)投資信託とそのカタチ
どうも、plus-tenです( ^^) _旦~~
さて早速ですが、損益計算したところ
前日時点で、-1,866,910円でした。ひゃぁ~
(毎回の表題は、切り下げで表現してます)
投資の続き、書いていきます。
投資信託ってなんだろう
前回最後にインデックス型の投資信託にする!と書いていましたが、
改めてみると「信託」ってなんでしょう。
その漢字のごとく
自分の大切な財産を、信頼する人に託し、大切な人あるいは自分のために管理・運用してもらう仕組みのことであり、
そして投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの大きな資金にまとめて、複数の株式や債券などに投資する仕組みを言います。
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例えば
三菱UFJ 日本株アクティブ・ファンドの交付目論見書(投資信託の説明書)をみると
その上位組入銘柄(比率が高い銘柄)は、
以下のとおりとなっています。
1 ソニーグループ 電気機器 5.1%
2 第一三共 医薬品 3.4%
3 東京海上ホールディングス 保険業 2.8%
1位のソニーグループは、前日の価格で、14,300円ですから
個人がソニーの株式を市場で手に入れる場合
14,300円 × 100株(※) = 143万円
必要です。
※単元株数:株式の市場売買時の最低単位数
通常100株、1,000株ごとの単位が多いですね
一方、投資信託であれば
みんなのお金を集めて買いますから、少額から購入することが可能です。
(投資信託は、金融機関によって異なりますが、一般的には1万円以上から購入可)
また、こちらの投資信託を買う場合は
ソニーだけでなく、2位以下の第一三共や東京海上などの銘柄に広く分散して、投資していることになりますね。
もちろん投資信託も、通常の株式などと同様、その価格は上下しますので、売却のタイミングにより利益や損失が出ます!!
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投資信託は、インデックス型とアクティブ型に分かれる
投資信託は大きく2つのタイプに分かれます。
インデックス型は
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など、
特定の指数と同じ値動きをするように設計された投資信託です。
指数とは、市場の平均となるように数値化したもので、どこまでの銘柄が含まれているかが指数によって違います。
日経平均株価は、日本経済新聞社が発表する株価指数のことで、東証上場銘柄のうち、代表的な225銘柄をもとに計算されていますし、
TOPIXは、Tokyo Stock Price Indexの略で、東京証券取引所に上場する全銘柄を対象として算出されている株価指数です。
他方、アクティブ型は、
上記の市場平均よりも良いリターンを得るように、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが銘柄選択や投資手法などを独自に組み合わせた投資信託です。
こちらは、市場平均に勝つことも負けることもあります。
つまり、
インデックス型は、機械的に指数に連動し、
アクティブ型は、プロの判断にお任せすることですね。
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インデックス型の注目すべきポイント
わたしは、インデックス型に注目しているのは、次の2つの理由からです。
①人の判断に左右されるか
インデックス型は、指数(市場平均)と連動するように動きますが、
アクティブ型が、市場平均を上回る、その勝率はどれくらいでしょう。
次のデータは金融庁が毎年発行している報告書です。
![](https://assets.st-note.com/img/1707357860945-dJBRFHv2zR.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707357868783-0BJumVQfxr.png?width=1200)
日本のところ、TOPIXの市場平均に対して、
3年で48.5%、5年で35.8%、10年33.3%の勝率だったことを示しています。
これは逆を返せば、3年で半分以上、10年で3分の2のアクティブ型が、
市場平均に勝てていないということです。
もう少し正確に言うと、
②のコストを差し引きした後の結果が
市場平均を上回っていないアクティブ型が多いのです。
②投資信託にかかるコスト(手数料)
コストには次のようなものがあります。
投資信託を購入時にかかる「購入時手数料」
投資信託を保有の間にかかる「信託報酬」
売却するときにかかる「信託財産留保額」
他にも運用報告書を見ないとわからない「隠れコスト」と呼ばれているものもあります。
このコストは、一般的に
アクティブ型より、インデックス型の方が安い場合が多いです。
なぜなら、アクティブ型は、ファンドマネージャーの人件費や調査費用などのコストがかかってきますから。
下図の信託報酬を
黄色でライン引いたものがインデックス型、
赤色でライン引いたものがアクティブ型です。
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投資信託のコストはリターンに直結しますから、安いものを選ぶのが吉と言えるでしょう。
もちろん、アクティブ型の中には
市場平均より上回る実績で運用されているものもあります!
しかし、わたしは
長期、分散、そして前に書いたバイアスの影響を考慮すれば、インデックス型ですかね。
散々、自分のバイアスで損失を被ってきましたから…( ;∀;)
今回はここまで。
次回に続きます!
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