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ウルグアイの「世界一長いカーニバル」はまだまだ続く(前編)

前回、紹介したウルグアイの「世界一長いカーニバル」。
1月末から3月頭まで40日くらいやってる。長いわ。
今もいろんなところでイベントは続いていて…というより今が山場、って感じ。

今回はその中でも大きなイベントを紹介する。

Teatro de Verano(野外劇場)のコンテスト

カーニバルの期間中、Teatro de Verano(直訳すると「夏の劇場」)では、様々な団体がショーを行いコンテスト形式で争う。出し物には政治風刺の劇、アフリカ系のダンスショー、喜劇などがある(ネット調べ)

Tearto de Veranoはモンテビデオの川沿いにある野外劇場。道場の先生二人に連れてきてもらった。

個人的には大阪城の野外音楽堂に似てるなって思ったけど、それよりもキャパは多そう。

売店で買った(買っていただきました)ビールを飲んでると、司会の男女のスペイン語での前振り(まったく理解不能)に続きショーがスタート。

私が見たのは、「Yambo Kenia」というチームのステージで「Lubolos」というアフリカ系の音楽と踊りの舞台だ。JICAのスタッフの話に聞くとYambo Keniaは人気のあるグループとのことだが、なんと合気道の道場の会員さん(女性)がダンサーをやっている。

ダンスあり
歌あり
次々と場面が変わる

さすが人気グループ、華やかな衣装を着たメンバーのダンスがカッコいい。音楽も明るさにあふれていて、これぞラテン!って感じ。

何よりもカッコいいのがタンボール(太鼓)。アフリカから来た黒人ルーツのリズムがテンション上がる。

個人的には、セクシーな衣装に身を包んだ道場会員の女性が、私に気づき「センセイ~」と手を振ってくれたのが面白かった。
だって普段は道着と袴姿しかみてないので(^^;

会員さん、こんな格好でした(^^;

コンテストは何日もかけて行われ、一日当たり数組がいろんなジャンルの出し物を披露するらしい。

家に帰ってビールのコップ見たら、2024年カーニバルバージョンだった(^^)

今は私の「晩酌専用コップ」として、ビールやハイボール(ウルグアイでは飲まないらしい)が毎日注がれている。

以上で前編終わり。
後編はいよいよカーニバル最大の見どころ、ウルグアイの民族音楽「カンドンベ」が鳴り響くパレードの様子を紹介します。


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