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普通教室のプロジェクター選びVol.1

「最高のプロジェクター使用率を目指す!」

普通教室の”投影機器”について書いていきたいと思います。

「導入したのに一部の人しか使ってない!」
じゃもったいないですし、ICT教育の目標実現もほど遠いですよね。

全員で機器を使っていくための1つの考え方、環境作りとして見てもらえるとありがたいです。


主に現場ではプロジェクターorTVでどちらかを選ぶのが
基本になっていると思いますが、
全教室統一出来るのであれば、私はプロジェクターの方が
優れていると考えます。

自分の学校は最近までなかなか全教室導入が無理だったので、
みんなで共有利用という形でずっとTVを選んでいました。

移動がキャスター付きのスタンドで便利なのと、
何より授業準備に時間がかからない。
ここがメリットですよね。
プロジェクターだと、毎回移動して設置(距離)から・・・と思うと
なかなか厳しいです・・・。

今回は全教室に設置という観点になりますが、

なぜプロジェクターが良いのか。
掘り下げていきたいと思います。


投影機器で一番大事な考え


考え方から入ってしまうのですが、一番大事なのは、
「どんな教員でも使いやすいものを考える」ことです。

アプリやデバイス選びと同じですね。

目標は、『すべての先生が使ってくれるICT環境にすること。』
ですし、結果的にICT教育が実現出来たと言える環境になると思います。

誰でも使える環境。ですから、
私はまず機器が苦手な人が触ることを想定して進めます。

苦手な人はどこでハードルを感じてしまうか。

色々場面は考えられますが、一番最初に引っかかる部分は
接続なんじゃないかなと思います。

iPadを使う(←ここは私の環境では決まってしまっている)ので
そもそもPCより難しくなってしまうのですけれども、
iPadの場合AirPlayは必須なので、だからこそ物理的な接続部分は
出来るだけシンプルにしないといけないと思います。

基本構成は欲張らず、出来るだけ簡単にすることが大事です。


私の勤務校の場合は、1教室2台画面プロジェクターと
しましたので、入力をシンプルにするにはそれなりに工夫は必要です。

『勤務校プロジェクター環境』

  • 1教室2台構成。120インチ×2で投影。

  • 光源はレーザーでFullHD、ランプの耐久性は20000時間のメーカー保証。

  • 通常焦点のモデルを選択

  • 画面フリーズ機能があるか。これは最後まで気にしました。

上記環境になった理由に色々込められていますので、悩んでいる方はぜひ参考にしていただきたいと思います!



まず私の環境を見て、1教室に2台なんて・・・しかもレーザー・・・予算足りないよなんて思った方もいるかもしれません。

多くの人はそこで止まってしまい、妥協する点の1つかと思います。
実際、私の学校もいくらでも出せるっていう環境ではありません。

附属高校でも無いし、中高一貫でも無いので、
お金の出どころに余裕は無く、1円でも安くすることをいつも考えています。

じゃあ、なぜ2台レーザー光源を入れられたのか。採用したのか、ですね。


申し訳ないですがここからまた長くなってしまうので、
続きはVol.2にて。

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