![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112067841/rectangle_large_type_2_01ea020105c1d81fb8853a4bb5b7a65b.png?width=800)
普通教室のプロジェクター選びVol.1
「最高のプロジェクター使用率を目指す!」
普通教室の”投影機器”について書いていきたいと思います。
「導入したのに一部の人しか使ってない!」
じゃもったいないですし、ICT教育の目標実現もほど遠いですよね。
全員で機器を使っていくための1つの考え方、環境作りとして見てもらえるとありがたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690639718409-YLygwjhRWI.png?width=800)
主に現場ではプロジェクターorTVでどちらかを選ぶのが
基本になっていると思いますが、
全教室統一出来るのであれば、私はプロジェクターの方が
優れていると考えます。
自分の学校は最近までなかなか全教室導入が無理だったので、
みんなで共有利用という形でずっとTVを選んでいました。
移動がキャスター付きのスタンドで便利なのと、
何より授業準備に時間がかからない。
ここがメリットですよね。
プロジェクターだと、毎回移動して設置(距離)から・・・と思うと
なかなか厳しいです・・・。
今回は全教室に設置という観点になりますが、
なぜプロジェクターが良いのか。
掘り下げていきたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1691649503030-4fq3J7A3m5.png?width=800)
投影機器で一番大事な考え
考え方から入ってしまうのですが、一番大事なのは、
「どんな教員でも使いやすいものを考える」ことです。
アプリやデバイス選びと同じですね。
目標は、『すべての先生が使ってくれるICT環境にすること。』
ですし、結果的にICT教育が実現出来たと言える環境になると思います。
誰でも使える環境。ですから、
私はまず機器が苦手な人が触ることを想定して進めます。
苦手な人はどこでハードルを感じてしまうか。
色々場面は考えられますが、一番最初に引っかかる部分は
接続なんじゃないかなと思います。
iPadを使う(←ここは私の環境では決まってしまっている)ので
そもそもPCより難しくなってしまうのですけれども、
iPadの場合AirPlayは必須なので、だからこそ物理的な接続部分は
出来るだけシンプルにしないといけないと思います。
基本構成は欲張らず、出来るだけ簡単にすることが大事です。
私の勤務校の場合は、1教室2台画面プロジェクターと
しましたので、入力をシンプルにするにはそれなりに工夫は必要です。
『勤務校プロジェクター環境』
1教室2台構成。120インチ×2で投影。
光源はレーザーでFullHD、ランプの耐久性は20000時間のメーカー保証。
通常焦点のモデルを選択
画面フリーズ機能があるか。これは最後まで気にしました。
上記環境になった理由に色々込められていますので、悩んでいる方はぜひ参考にしていただきたいと思います!
まず私の環境を見て、1教室に2台なんて・・・しかもレーザー・・・予算足りないよなんて思った方もいるかもしれません。
多くの人はそこで止まってしまい、妥協する点の1つかと思います。
実際、私の学校もいくらでも出せるっていう環境ではありません。
附属高校でも無いし、中高一貫でも無いので、
お金の出どころに余裕は無く、1円でも安くすることをいつも考えています。
じゃあ、なぜ2台レーザー光源を入れられたのか。採用したのか、ですね。
申し訳ないですがここからまた長くなってしまうので、
続きはVol.2にて。
![](https://assets.st-note.com/img/1691649648135-ysEOtbz5Gu.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?