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20つ目のあじ(ハッピースタイル) "はぴすた"最大のピンチ。ピロザンギ団の罠が襲いかかる!(前編)

【重要】今回出てくるフレーバーについては現在販売を終了しています。

レギュラーフレーバーは食べ尽くした。
期間限定も全てクリアした。
幹部にも会ったし挨拶した。

チャレンジ開始から3ヶ月。
長い旅続けていた俺にもようやくゴールテープが見えた。


見えただけだった。
やっぱりこういう展開になるんだなって。


「サクナちゃん、おかえり。」
『ただいまー。家族みんなでかかってしまってホント大変でしたよー。』
例のアレに罹り休んでいた咲凪がKarenに復帰した。
これまで数回接触者として出勤を見送った事はあったが、罹ったのは初。
俺にとってもアレを最も身近に感じた瞬間ともなった。

『そうそう見たよツイッター。のど自慢出るんでしょ?』
「う、うん。。。」


話はサクナと再会する数日前へと遡る。
前回書いた通り、ピロスは盆明けの週末に行うイベントの準備をしていた。

2日間行われるイベントのうち、初日の最後にピロスが枠をとりカラオケのど自慢大会を開催する。
と言うことまでは把握していたが、一応厚別区のまつりと言うこともあって最初は出場することなど考えてもいなかった。

「赤紙召集来たら」
今考えるとこのワードを書いたのは軽率だったなと。
この2日後、新札幌ピロザンギ店長こと怪人おーるばっくとツイートで会話していた際にのど自慢出る出ないの流れとなったのだが、ここでも赤紙云々喋ってしまった。
その結果がこれだ。

この時に冷静な判断が出来ていれば、「あ、おーるばっくにレッドカードが出た。退場だw」と言った上手な切り返しが出来たと思います。
だが、冷静さを欠いた上に『9つ目のあじ後編』にて「機会があれば」なんて言う話をしていたこともあり、

まんまと悪の組織ピロザンギ団の罠にハマってしまったのである。

やむなく手続きをし、ふと考える。
「土曜はサッカー観戦もあるしのど自慢もある。何よりも最終回の収録もあるからな。。。そうだ、思いきって泊まろう!」
久々に外泊することにした。
この頃には「どうみん割」と言うもののおかげで比較的安く宿泊も出来たため、即ホテルを確保。

土曜に向けての準備を整えた。
最後に残ったのがサクナへの報告だった。


「と言うわけで、3ヶ月やってきたけどついに最後の1つになった。」
『ほんと、長かったですね。』
「しっかり終わらせてくる。それじゃまた来週。」
『頑張ってね。』
このチャレンジの開始からサクナにはザンギチョイスを始めとして色々と関わってもらった。
だからこそ最後まで見届けてもらう必要があった。

最後に向けて全ての準備が整った。
だが、整っただけだ。

Twitterで書いた通り、最後まで油断はしなかった。
最後の最後まで落とし穴がないかを見極めよう、と。

これを書いたところ、こんな返事が。

上のツイートは是非脳内にフリーザ様を浮かべて音読してみて欲しい。

この時点で気づいた。何かやるぞと。
だから次回予告はギリギリまで我慢して相手が動くのを待とう。
と決めたのだ。


ただ、彼らが用意していたのは俺の想像を越えることだった。


その頃、新札幌駅近くのとあるカラオケ店の事務所にて。

「おーるばっく、ちょっと来い。」
『お呼びですか、キャプテン?』
「例の奴がゴールしようとしている。ピロスの名にかけても簡単にクリアなどさせてはいかん。準備しろ。」
『準備って、新味ですか?』
「新味だ。味の名前はこうしろ。」


『そ、その名前は?!』


(※ピロラジ8月21日の回でのキャプテンの証言を基にして一部脚色しています。)


8月20日。
長い1日となる土曜日のスタートは札幌ドームへ。
札幌ー鳥栖の試合を観戦していた。

試合は札幌が1点をリードしハーフタイムへ。
ハーフタイム中にTwitterを見たところ、これが目に入った。

「はあああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
(後編へ続く!)

サクナ「次回の、おはなしはー?」
「まてやあああああああああ」
「いや、これ行きづらいわ」
「あ、俺これ好きかも」
次回 20つ目のあじ(ハッピースタイル) "はぴすた"最大のピンチ。ピロザンギ団の罠が襲いかかる!(後編)
「次回は、ちゃんとザンギ食べます。」

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