お金を使うことに罪悪感が消えつつある話

お金の使い方には3つある。「消費」「浪費」「投資」。
これは有名な考え方だ。

消費:お金を使うことで、それに見合った価値が得られている状態。日々生活していく上で欠かせないモノの購入や使用料。家賃、食費、交通通信費、水道光熱費など。
浪費:必要以上の贅沢や、無駄な出費。1度も使わなかった衝動買い品など。投資:使ったお金以上のリターンが得られるお金の使い方。

この概念を知らなかった頃(10代〜20代)は、消費と浪費しかしていなかった。実家の母は超倹約家。「もったいない」が口癖で、使えるものを捨てようものなら、ゴミ箱からそれを取り出して捨てさせてもらえない。結局使わないのに。

物を買う基準は「安いかどうか」。18歳の時に家を出たけれど、その金銭感覚はこびりついている。ご飯を食べようと思ってレストランに行ったら、とりあえず「安いものから」選ぶ。食べたいものが高いものだと、選ぶのに罪悪感があって、結局は「食べたいもの」じゃなくて「安いもの」を選ぶ。つい数年前までなかなか取れなかったし、今でもどこか拭いきれていない。お金を使うことに、罪悪感を持っていた。

「自分を変える」とよく表現されることが多いけれど、「自分を変える」=「金銭感覚を変える」ことは、人を変えることの大きな部分を占めるんじゃないだろうか。お金の使い方は、人の価値観を大きく反映する。生きていくにはお金がかかる。生きる=お金を使うこと と言っても過言ではない。お金の使い方にその人らしさがあらわれる。

ちょっと不定期で、「投資」したものを残しておこう。

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