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『はっぴー、会社作るってよ⑩』

子どもにも、大人にも、「楽しく」「明るい」未来を!


「自分と向き合うこと」

どんなに会話を重ねても、お互いを理解することができず平行線になってしまう。
彼女と私の関係に、疲労感とあきらめの気持ちが重なっていき、

いろいろなことがあって、彼女は辞めていきました。

「人は本当に人を理解できないのだろうか?」

毎日の生活の中で、家族や会社の人たち、学校の友達、さまざまな性格の人と一緒に何かをする場面があるけれど、そんな人たちを「理解して」気持ちよく毎日を送れたら、こんなに良いことはないのにな、と彼女と出会ったことで深く考えるようになりました。

もしかしたら、「自分に原因がある」のかもしれない。何となくそんな考えが浮かんできて、そしてこの課題をクリアした先には何か変わるのではないか?と思いました。

テナントを作って、他の人たちが入ってきて、一緒に働く。それを一番「嫌だ」と思っていた自分を何とかしないと、「第2、第3の彼女」が生まれるだけだと思ったのです。

「想いは見えない」ですよね。だからこそ、「人にわかってもらう」のは難しい。
自分の気持ちなんて、伝わらない、わかってもらえない、そんなことばかり考えていると、一向に前には進むことができません。

チームで働き、同じ方向(=目標)に向かって進みたいのであれば、「信頼」し合うことは絶対条件です。「目に見えない」ものをきちんと言葉にして、理解してもらうにはどうしたらいいのだろう?

そんなことを考えている時に、広告でお世話になっていた平野製作所のとーるさんからある女性を紹介されます。Makiさんというその女性は、髪の毛をくるくるっと頭のてっぺんでまとめ、凛とした感じの素敵な女性でした。Makiさんに色々と相談をしているうちに、その「見えない想い」を相手に伝えるため、「見えない信頼」をきちんと言葉にして理解し、してもらい、チームで明るく働いていくため、『ガッツリ』と勉強してみたい!と思い、学習を始めることになったのです。

この学びの場で出会った師匠(とのちに呼ぶことになる)森泰造(もり たいぞう)さんは、穏やかな笑顔でいつも私たちに「質問」を投げかける和尚さんのような人です。そこに集まった人たちは、それぞれの職場で同じような悩みを抱え、それを解決したいと勉強しにきた仲間でした。

私がここで学んだことはたくさんあります。

たくさんあるのですが、一つだけ、こちらに書くとすれば、先に上がっていた、「信頼」のお話をシェアさせてくださいね。

「信頼」とは「信じて頼ること」、相手に未来の変化を期待して頼ることなのです。

例えば、辞めていってしまった彼女のことを私は心から「信頼」していたのだろうか?と考えました。彼女の変化を期待して、頼ることができていたでしょうか?

「ここは自分の教室!」「私が一番!」こんなことを思っている私には、できるわけがありません。本当に、反省です。

人は信頼されていると「安心感」を感じます。安心感を感じていると、いろんなことに挑戦してみよう!という気持ちが生まれてくるんですよね。

子育ても同じ。「まだ子どもだから。」「まだ早いよ。」「お前には無理。」こんな言葉がいつも耳に届いていたらそこには「安心感」を感じられる場所ではなくなってしまいます。「信頼」されていないなと感じてしまうと、不安になったり不満を感じたりして、「自分を守ろう」とするんですよね。自分を守ろうとすると、人は「本音」を出さなくなりますから、自分に対しての内向きな気持ちが大きくなり、「何かに挑戦したいな!」という気持ちは育たなくなってしまいます。

「大丈夫、やってごらん!何か困ったことがあったら、いつでも頼ってね。」

そんな「安心感」に包まれた環境で、お互いを信頼して生活(仕事)ができれば、お互いがいろんなことにチャレンジをし、成長していく。そして、家族(チーム)は発展していくのですよね。

時間は戻すことはできないけれど、未来なら変えることができる。私は心から信頼して一緒に働けるチームを作りたいと思い、動き始めたのでした。

チーム作り 勉強会!



Makiさん❤️

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