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「はじめの日」「さいごの日」ってのは

先日、丸つけのお手伝いをしてくれている大学生(高校3年生まで教室で学習してくれました)が、卒業!ということで、最後の勤務を終えて少し話を。

4年間、お手伝いをしてくれた中でいろいろあったよねー。

緊急事態宣言下のレッスン、宿題の丸つけからお届け(チェックした宿題を各マンションまで届けていました)、すごい大変だったよね。

「えいごリンピック」とか「ブリヒルツアー」とか楽しかったよねー。

と、思い出はつきません。

そんな中で、「大学の卒業式、行くのどうしようかなあ・・・」と一言。

すると、大学3年生の女の子がこんな話をしてくれました。

「中学の時の先生の話なんですけど、『節目』って言葉ありますよね。『節目』といえば竹の節のことなんですけど、節目がしっかりした竹はよく伸びるそうなんです。だから、入学式とか卒業式とか『節目』の行事はきちんとしたほうが良いって。」

調べると、竹は節目では伸びが遅くなるそうです。節が出来上がるとすくすくと伸びていきます。日本のように四季のある環境では、木などは春から夏にかけてよく成長し、秋から冬にかけては成長が遅い。つまり、成長が一様ではないのですね。

成長が大きいところに目がいきがちですが、実は成長が止まっているように見えたり、ゆっくりしているように見えても、その時期は大きく成長するために必要な時間であり、大きな木になる重要な役割をしている時間であるんですね。

人の成長と同じ!
そして、生徒さんが苦しい時期こそ、私たち講師は隣にいて、彼らを励ます存在であるべきです。

これまでの学生生活にしっかりと「節目」をつけて、新しい年に大きく成長できるようにという願いを込めてお祝いするのが「卒業式」なんでしょうね。いや、「修了式」も同じですよね。

今週教室でも、「修了証書」をお渡ししています。また新たな1年大きく成長するためにも必要な日だと考えています。

教室で待ってるね!

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