養生とは自分を知ること。慈しみ愛すること。

養生で一番大切なのは「自分を知ること」だと思っています。
２番目が「(自分を)慈しみ愛すること」です。

自分がどんな体質でどの季節に体調の変化を感じるか、どういうストレスに弱いか、好きな食べ物は何か？ノートに書き出してみるといいです。

季節ごとに書き出すのがオススメですね＾＾
「あれ？春はアカンなぁ？花粉症だけじゃないっぽいな。頭痛やめまいもちょっとキツくなるやん？」とか(←これ私です 笑)

この季節には何が食べたくなるとか、どんな味を好むようになる、
ヤル気がなくなる、眠気を感じやすい、不安感が強くなる、など。

毎日忙しく、いろんな情報の波に揉まれて「インプット」する、されることのほうが多いと思います。

ちょっと時間を取って好きなお茶や美味しい珈琲を飲みながら自分にインタビューしてみてください。
未知なる自分発見の旅に出る、そして「アウトプット」する。

その旅の途中でたくさんのポジティブな自分や頭を抱えたくなるようなネガティブな自分に出会います。

「ポジティブな自分はいいけど、ネガティブな自分は見たくないなぁ」
ですか？大丈夫！

ネガティブな自分に出会ったら、出会うたびに
「そんなにネガティブで、よくぞ今日まで頑張ってきたな！
よっしゃ、えらい！」
と褒めてあげてください。
そして腕でも、肩でも、頭でもいいので撫でてあげてください。

触れたところに手のひらの温かさが伝わって「気の巡り」がよくなります。
気の巡りを良くすることは養生です。はい、一つ自分を養生できましたね。
（”手当”とはよく言ったものですね＾＾）
自分は「自分自身に優しくされたがってるし、愛されがっている」と私は思うのです。
そして、意外と「難しい」と思うのは私だけかな？笑

自分を知ることが少し出来たら、その自分にあったご飯を食べるだけです。

これらは「手の込んだ料理」でもなくて、お金をかけて食材を集めるでもありません。
おばあちゃんが、お母さんが、会社の隣にあるランチに良くいく食堂のおばちゃんが出してくれるご飯です。
家庭の食卓に普通に上がるご飯が薬膳です。身体と心を養生してくれます。

春先にイライラしやすいな→
頭に昇りやすい熱を持った「気」を苦味のある春野菜を食べて冷ます。香りの良い野菜やフルーツで気の流れを良くする。
（春は気が上部に上がりやすい季節です）

夏はとても汗を掻くので夏バテしやすい→
酢物を食べる。キュウリやトマトなど身体の熱を冷まし水分の多い野菜を食べる。

こんな感じです。

では、手近にある紙、ノートでいいので書き出してみてください。
自分に出会ってみてくださいね。
こんな自分に出会ってしまった！などのご報告もお待ちしてます笑

ではまた、近いうちに書きます。