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ヒルガオはおいしい?和ハーブで疲労回復しま旋花(せんか)?

あちこちでヒルガオの花を見るようになりました。よく空き地や公園の隅で咲いていて子どもの時からこの花のかわいい色と形が好きでした。

ヒルガオの名前の由来は、アサガオが朝咲いて昼にしぼむのに対して、少し遅いお昼前に咲き出すのでヒルガオと名がついたそうです。

ところでヒルガオが食べられるって、知ってました?

ヒルガオは、若い芽も花も根茎も、全草が食べられるそうで、旋花(せんか)と呼ばれる疲労回復などに有効な生薬でもあるって知ってました?

私は知りませんでした。
アサガオが食べてはならないのは、子どもの時から聞かされてたので知ってましたが、同じくヒルガオも食べられないと思っていたので生薬なんて思ってもみませんでした。

アサガオは種子ができますが、ヒルガオは種子はできないで、地面をはう茎が新たな根茎となり、次世代につながっていくそうです。

〈ヒルガオ〉

和名 ヒルガオ 昼顔
生薬名 旋花(せんか)
中国名 日本天剣
別名 アメフリアサガオ  

ヒルガオ科ヒルガオ属 蔓性多年草
学名 Calystegia japonica

属名のCalystegia(カリステギア)は、
ギリシャ語の「calyx(萼)」と「stege(蓋)」が語源

種小名のjaponica(ヤポニカ)はラテン語で「日本の」という意味

原産地 日本
花期 5月~9月

食用部位 
花、葉、茎、根の全草が食用になる

花や蕾はクセもなくアクも少ないので、サラダなどの生食でも食べられます。
食感も味もレタスを柔らかくした感じなのでサラダだと全く違和感ないです。

他にも花は苞を取り、酢を入れたお湯でさっと茹で酢の物や寒天寄などに。

若葉とつるはアクが少ない軽くちぎれる硬さのところまでを採取し、天ぷらや炒めものにしたり、軽く茹でて水にさらし、お浸しや和え物などに。

根は、よく洗って天ぷらやかき揚げ、佃煮にするなど。

〈民間薬として利用〉

生葉の絞り汁を虫刺されや切り傷に使用。

〈生薬 旋花(せんか)の作り方〉

旋花は開花期の全草を採取して水洗いし、天日干しし2〜3 cmほどに刻んだものを利用する。

〈旋花の薬効〉

利尿、疲労回復、強壮強精、疲労回復、膀胱炎、神経痛、糖尿病、高血圧予防など

〈旋花の利用法〉

●疲労回復、強壮強精
旋花1回2~3gを500mℓの水で煎じて服用

●糖尿病、利尿、膀胱炎
旋花1日10gを500mℓの水で半量まで煎じて、3回に分けて服用

●神経痛
旋花 50gほどを浴湯料として用いる

大好きなピンクの昼咲き月見草の花と似たようなピンク色の花が、ちょうど昼咲き月見草の花が終わった頃に咲くヒルガオの花。

優しい癒しのピンクのバトンを受けついだかのようです。

ヒルガオの潜在能力を知れば知るほど、ヒルガオがステキに輝いて魅力的に見えて、より好きになり、わくわくしました。

自然の恵みに
感謝♾合掌

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