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保存食 菊のり(干し菊)作ってみました

青森県の特産品の菊のり(干し菊)って、知ってますか?
長期保存できるように、食用菊の花びらをザルに広げて蒸し、天日で海苔のように干して作る保存食です。のし菊とも呼ばれてます。

使いたい時に水で戻して使え、懐石料理や料亭で酢の物や椀物にもよく使われています。

前々から、この菊のりを作ってみたかったので、作ってみました。

ネットで調べると食用菊の花びらを蒸しザルに広げ、約1分蒸した後、むしろなどに広げて天日で海苔のように干して作るとありました。

蒸し器の大きな物が我が家にはないので、茹でて作ることにしました。
天日に干すのも曇りが続いたので、ディハイドレーター(食品乾燥機)で乾燥させる事にしました。
むしろも、もちろんないので、お菓子作り用の通気性のあるシルパンを代用しました。

なので、本来の作り方ではなく、自己流です。

〈自家製 菊のり〉

〈材料〉1枚分(25cm角)

食用菊   100g(約20〜25個)
水               1リットル
酢     大さじ2

〈作り方〉

菊は下処理します。
こちらをご参照ください。
食用菊の下処理
https://note.com/happy3smile/n/ne3071a7623cd



水気を切った菊をシルパンの上に海苔のように広げて敷きます


上からオーブンペーパーで押さえて平にした後、キッチンペーパーでさらに上から押さえて平にしながら水気を取ります


ディハイドレーター(食品乾燥機)に入れて、様子を見て、上表面が乾いてきたら、裏返しにして乾燥させます。

できましたが、穴だらけ。
赤は、ちょっと暗めの色になりました。

あまり、美味しそうな色ではないですね。

黄色は穴だらけですが、キレイなので黄色でできました。

菊のりは、黄色の方がいいですね。
結構、厚みもあり、隙間もないと思っていましたが、乾燥すると意外に隙間が多かったです。
もっと厚めの方がよかったかなぁ。

私の作り方よりは、本来の作り方の蒸した方が栄養が水に逃げないし、天日干しと寒風で乾燥させた方が、太陽の力で栄養価も高まるので、できそうでしたら、本来の作り方が良いと思います。

茹でたら、完成品も色が悪くなるのではと、思ってましたが、黄色は意外と大丈夫でした。

お湯やスープなどに入れたらすぐ戻るので、
とても使いやすいですね。

汁物に入れたら、たまごスープみたいになりました。

自然の恵みに
感謝♾合掌

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