MECE解説②モレなく、ダブりなくを作る
MECEの作り方を知りたい!という人へ
手順
①考える物事の全体を決める
②2つ以上に分割できる基準を決める
③2つ以上の基準を組み合わせる
④当てはまる要素を考える
例
全体:小学校の全生徒
基準:性別(男か女か)
全ての生徒は男グループか女グループに割り振られる。
Aくんは女だし男です!とか女でも男でもありません!ということはない。
ポイント
とにかく全体を決める!
まず初めに全体を決めないと良からぬところを考慮する必要が出る(そういえば〇〇はどうなの?と言われる可能性がある)。
先程の例でもし全体を決めずに性別という基準だけを出してしまうと
「そういえばじゃがいもは男も女もないけどどうする?」というわけわからんことになるかもしれない。
↑は冗談としてA小学校について〜と話している時にB小学校には男でも女でもない人がいるらしい!みたいなこと言われても完全に議題がズレている。こんな風にならないように全体は決める。
基準は2つに分かれるものを考える
基準の判定はMECE思考において必須のスキル。
基本的には対になるニ字熟語を想像するといい具合に分解できる。
例)高低、強弱、温冷、男女、大小、外内
基準を組み合わせる
例えば居酒屋の新メニューを考える。
要素に高低価格、甘辛(厳密には塩味、苦味などもあるが簡略化)を選ぶ。
すると、
甘くて高価、甘くて低価格
辛くて高価、辛くて低価格
の4つの領域について考える必要があるとわかる。
当てはまる要素を考える
あとは入れていくだけ。
甘くて高価
高級フルーツを使ったパフェ
甘くて低価格
わたあめ
辛くて高価
本場のハバネロを使ったミートパスタ
辛くて低価格
きゅうりのピリ辛漬け
ここで言いたいのはそれぞれ違う特性を持っているということである。
極論だが甘いものが好きな店長が新メニュー3つ考えよう!と言っても辛いものを加えない可能性がある。
こと居酒屋メニューに関しては偏っても問題ないかもしれないが論理的な思考において、「考慮しない」はご法度。
甘いものも辛いものも高いものも安いものも考えた上で
「うちは大衆居酒屋だから高価なものは使わない」
「スイーツ専門を推しているので辛いものは使わない」など使わないものを考えるようにする必要がある。
メッセージ
MECEができるようになるとビジネスはもちろん日常生活の考えごとも捗るようになります。
是非身に付けましょう!
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