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新人時代~夜勤のお話 終~

深夜では2回目の体の向き替えを終え

夜3時を過ぎますと

緊急な出来事があれば

座っていられませんが

ひと時の休息です(ここで夜食でした)


夜眠れない方がナースコールを押したり

夜中トイレに行きたい人の介助をしたり


4時になると再び体の向き替えとなります

その後は朝に向けての準備に追われます


6時からは朝が始まります

まずは採血

15人くらいの患者の採血を

3人で分けます


新人の私は、採血しやすそうな人を選んで!

採血します


採血が終わると

3人の仕事が分担されます

上の二人は患者さんのバイタルチェック

外回りの私は患者さんにお顔を拭くタオルを配る

寝たきりの人の顔を拭く

顔を拭きながら

早番の介護助手さんと一緒に体の向き替えをします


6時半頃朝日が昇ってきます

本当にきれいで眩しいんです

一番最初の夜勤の時に

余りに朝日が眩しくって

夜勤の辛さが吹っ飛んでしまいました


それが終わると朝食の身支度です

その頃には日勤の看護師が出勤です


トップが申し送りをしている間


私たちはご飯の配膳をして

食事の介助です


緊急があった時は

全然座っていなかったため

食事介助でやっと座ることが出来ます


なので外回りの看護師は

食事介助しながらウトウトしちゃいます


お布団が一番恋しい時間です


申し送りも終わり

食事介助を終えた

深夜勤務の看護師は

太陽登った空を見ながら

帰路につきます


眠くてフラフラです

ただただ寝たい

お腹も空いた

汗いっぱいでお風呂にも入りたい


最初の夜勤は

一日眠ってしまいました

深く深く眠って

また朝がくるのです


明けない夜はない

どんな夜にも朝が来る


こんなにも朝が待ち遠しいものだなんて

こんなにも朝日が素晴らしいなんて














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