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推しアルバム編 【バンドの兄さんに心を盗まれてしまった過去】『誘惑』甲斐バンド

1975年
シングルレコード2曲目リリースの
『裏切りの街角』


この曲が大ヒットし
当時中学生の私でも【甲斐バンド】って
なんかめちゃくちゃカッコいいな!
別の曲はどんな感じやろか
‥こんな感じで
レコード発売を楽しみに
待っていました


この3年ほど前には
フォーク系ロックの雰囲気がある
【ガロ】の『学生街の喫茶店』が
大ヒットしていたので
最初に『裏切りの街角』を聴いた時は
何となく同系のバンドなのかな‥
なんて思ったりしていましたが
【甲斐バンド】のジャンルは
【ロック】
なのですね
初期の頃はフォークな雰囲気が
あったようですが
『誘惑』
は確かに全部ロックだなと感じます


ところで
ボーカルの【甲斐よしひろ】さんて
(以降甲斐さん)
私よりひと回りほど年上で
当時中学生の私には
だいぶ大人の存在でした
『誘惑』のアルバムは
男性目線の《恋愛歌》が多く
歌詞の中には自分のことを
「おいら」
と名乗る兄さんが住んでいました
《そんな兄さんが中学生の私に
語りかけるように唄ってくれてるぅ》
こんな感覚でドキドキしながら
当時は聴いていました
おまけにあの他には類を見ない
《ハスキーボイス》ですから
若い私の心にも
切ない純愛歌が染みわたりましたし
大人の世界を歌詞の中から垣間見る事が
出来たのです


このアルバムは
どちらかと言えば
じっくりと腰を据えて聴くことを
お奨めします
そうしないと甲斐さんの世界に
心を持って行かれちゃいますよ笑


アルバム『誘惑』より

1曲目『カーテン』
5曲目『翼あるもの』
6曲目『嵐の季節』
7曲目『バランタインの日... 』

全曲推しですが
↑この4曲に心を盗まれてしまいました笑














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