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本当に上質なものを食べると脳じゃなくて体が喜ぶという話

私事ですが、昨日6月26日は誕生日でした。
お祝いに、めちゃめちゃ素敵なランチに連れて行っていただいました。
知り合って間もないですが、私の好みをわかってくれている・・・のではなく、第一候補が満席だったので第二候補でしたが、私にはドンピシャで。
そこからこんなタイトルのようなことを思ったわけです。

お店について


そこは、岡山県井原市にあります「レストラン 土手」
というお店です。
築150年からの古民家をリフォームしたレストラン。
シェフの山足氏は東京、大阪のヒルトンホテルで元副料理長をされていたとか。
完全予約制で1日に受けてくれる人数もとっても少ない。。。
というのも、こちらで出していただくお野菜は、シェフが丹精込めて作った自家製。しかも無農薬。量が限られます。

なんとこちらの古民家がシェフのご実家だそうで、ホテルを退職してこちらに帰り、奥様と一緒にレストランをされています。
いちいち癒される。やっぱ日本家屋っていい。

お料理は素晴らしかったのですが、特にお野菜がすごい!

自家製のジンジャーエールに始まり、
アミューズはズッキーニ(多分)とチーズのキッシュに新鮮なお野菜が添えられていました。そしてフレッシュバジル。キッシュと一緒にちぎっていただくとまあ爽やかなバジルの香り。畑にはバジルが沢山植えられていました。ハーブ類はコンパニオンプランツなので沢山育つそうで。
我が家のバジルはバッタに食べられて残念なことになったのが不思議ですが・・・。

アミューズのキッシュ

オードブルには少し魚介とお肉が使われていましたが、やはりふんだんにお野菜が。初めていただくものも多く、私は生食用のカボチャ「コリンキー」が衝撃でした。
お刺身のつまのように細切りにしてセンターに盛られており、これがなんだか不思議な風味。もりもりいただきました。
他にも、「オカワカメ」や色んな種類のズッキーニ、トマトも40種類くらい育てているそうです。

オードブル。真ん中に盛っているのがコリンキー

そしてさつまいものスープにお魚料理、お肉料理、パンはローズマリーのフォカッチャ、野菜のサラダにデザート。ありがちなコーヒーではなくて紅茶付きなのが優雅な気分を盛り上げます。

お魚料理ですが野菜が盛り盛り
お肉の上に散っている大葉が食欲をそそります
デザート

デザートのシャーベットが、「ヤーコン」だったことにびっくり。お芋の一種です。シャーベットのシャリシャリ感は少なかったですが芋感は全くなく。。あっさりいただけました。

しっかりお野菜の味を感じられて、変な青くささはなし。ハーブももちろん、口に入れてもなんの違和感もない。いくらでも食べられると思います。
これが本来のお野菜のあるべき姿だなと改めて思いました。

かなりのボリュームでしたので、お腹ははち切れそうなくらいいっぱいになりました。
実際、昨日は夜8時過ぎても全然お腹が空かず・・・(でも晩御飯に回転寿司を食べるというw)

でも、お野菜が多かったので全然と言っていいくらい胃もたれも胸焼けもしませんでした。フォカッチャも出ましたが、小麦のものを食べた疲労感もなく、最高のランチタイムを過ごさせていただきました。

ディスプレイに並べられていたズッキーニ


結果思ったことですが


私たちは常日頃食べ物を口に入れて、「美味しい〜」とか「まずっ」とかいうリアクションをしますが、これって「精神的満足」なのかなと。つまり脳が「満足じゃ〜」という指令を出しているだけであって、人体が満足しているわけではないのかなと。(何のエビデンスもございません)

実際、甘いスイーツもラーメンも焼肉も、脂質や糖質が多いだけで体にはなんの役にも立たないし。(というのは言い過ぎかもしれないけど)

でも、昨日は本当になんとも言えない喜びと幸福感を感じました。
言ってみれば、草食動物のように生の野菜をムシャムシャ食べて喜んでいるわけなのですが、無性に幸せで。これって私の体の細胞が喜んだ証拠ではないかなと。

体が喜ぶ食事をしたので、腸がセロトニン出しまくったのではないかと思っちゃいました。

腸脳相関を感じたランチでした。
(お会計してから畑を見学させていただきました。うー羨ましい!)

You are what you eat.

私たちは食べたものでできている

最後までお読みいただいて感謝です。

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