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【5日目-4】ミルトン/その他系

     タイトル画:#アトリエはなみ
初回+再受講の、講義•ノートとマニュアル・自分の思いをまとめています。
自学的な部分があり引用多。

◉その他系(11)

⭐︎拡張引用分

話し手が、他の誰かが言ったことを報告しているかのように話すこと。
責任を持つことなく、影響を与えられる。
信用度を増す引用として、二重引用がある。

引用例)イチローが、

「できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うなら挑戦すればいい。」

イチロー名言23より

って言ってたよ。

話し手の言葉ではないので、聞き手は否定しづらくなる。

二重引用→登場人物を増やして混乱させる。
思考が止まってすんなり言葉が入る。

二重引用の例)
イチローがオリックスで一軍二軍を行き来する生活を続けていた頃、彼の大恩師である大仰彬監督に言われ続けた『止まって我慢するよりも、動いて自分の道を開いていけ。その場に止まるな。やらずに後悔するなら、やってみて後悔したほうが気持ちは燃焼する。』という言葉がある。

つれづれベースボールより抜粋

⭐︎選択的制限違反

本来は、物・人・物事にとって、起こり得ないことを、属性の違う別のものに関連づけて話す。

「ケーキが呼んでる」
「花が微笑みかけている」
「目が何かを訴えている」などのような表現。

アナログマーキングを使うと効果的。

⭐︎曖昧性(音韻・構文・範囲)

様々な受け取り方ができるような話し方で相手の世界観を活用する手法。

音韻性:同音異義語で同時に複数の
     意味を含ませる。

例1)未来に希望を持っていきましょう
  (生き・行き etc)
例2)思いを(話す)ことは重いを(離し)憶いを(放す)

→自動的に意味を探し始める。
 音の違いによるいろんなメッセージを受け取ってしまう。

構文性:一つの文で、同時に複数の
     意味を含ませる

例1)専門家としてお聞きします
 誰が専門家?(自分 or 相手)
例2)催眠術をかけている催眠術師は
   無敵だ
 催眠術を(自らに or 他人に)かけている催眠術師が無敵なのか?

→人によって、または無意識レベルではいろんな取り方をしてしまう。

範囲性:文章のどこまでを含むかを曖昧にすることで、同時に複数の意味を含ませる。

潜在意識…曖昧な意味の部分を同時に受け取る。
顕在意識…自分にとって最も適した意味づけを行う。

例)素敵な帽子を、被った、女性と男性
  素敵な帽子を被った女性と、男性
  素敵な、帽子を被った女性と男性
→素敵なのは、【帽子のみ】【女性のみ】【女性と男性】にかかるのか。
帽子を被っているのは、【女性と男性】【女性のみ】なのか。
いろんなパターンの意味に取れそう。

⭐︎自明の理【り】(YES・SET)

誰もが否定できない明らかな事実で、ペース&リードする手法。

バックトラッキングでYesSet×3回
→はい。と言ってもらいやすい。

エリクソンはYesをどんどん取りに行き、暗示が入りやすくしていた。

⭐︎付加疑問文

受け取って欲しい意図を強調する。

「肯定+否定」「否定+肯定」でできる。

顕在意識…返事。
潜在意識…もう一方のメッセージを受け取る。
「はい、でも…」のような極性反応(極端な思い込み)を無効にするのに役立つ。

例)あなたは少なからず失敗から学んできた。違いますか?(肯定から入る)

振り返ると、あなたはいつも投げ出さなかった。そうですよね?(否定から入る。)

⭐︎埋め込み命令

直接指示することなく指示を伝える手法。

例1)練習できますか?
いつでも練習していいですよ。
練習が何をもたらすのか楽しみです。
練習した人だけが手にする恩恵を得てね。
(命令・指示→練習しなさい。)

⭐︎アナログマーキング

強調・アンカリング効果で伝達効果を上げる手法。

・声(大小・トーン)、
・仕草(ジェスチャー)、間
・文字(大小・色、太さ、下線、斜体)
などを活用。

⭐︎埋め込みの質問

明言に感想や興味を+することで質問を隠す質問形式
→歪曲系 前提 参照

⭐︎否定命令

脳は否定系を処理出来ないという原則を活用した手法。

例1)そんなに 急いで、【僕を知ろうとしないでください。】
→否定系を使っているが、無意識では「僕を知ろうとする」しかも、「急げ!」というメッセージが入る。
→相手を意識させる。

例2)毎日頑張らなくても良いです。
→頑張れというメッセージ。

否定系を上手く使い、相手の中に知らず知らずのうちに肯定を想像させる。

デメリット:ネガティブな人を育てる可能性あり。注意⚠️

ポイントで使う!

⭐︎会話的要求

CLOSE形式(Yes or No)の質問で望む行動を引き出す。

例)時計をお持ちですか?
→はい、今◯時ですよ。とYesNo以上のことを行動として引き起こせる。

ここまで分かりますか?→YesNo関係なく、ここまで理解してね。という要求。

⭐︎活用法

あるものを全て活用する手法。

騒音・来客など、予期せぬ出来事が起こるもの。

アレのせいで出来なかったという言い訳ではなく、アレがあったから工夫をしてできた。というような、全てリソースとして有効に活用する柔軟性が大切。

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単純に、伝わりやすい言葉の使い方をミルトンモデルとよんでます。

まずはパターンを覚えること。

次に、目的に向かって意識的に使うこと。

N先生とのLINEより

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〈感想〉

N先生に、私の大好きな「どんなときも」の歌詞の中にミルトンがたくさん散りばめられていることを教えて頂きました。

勉強してみて、日常にミルトンはたくさんあふれていることが分かりました。

🌱🌱
Special thanks🫶:
広島NLPスクール「グロウアップ」
             🌱🌱🌱

次回は、
【5日目ワーク①】メタファー 
を書きます。

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