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スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)

いくつもあるよく通る道の一つで、冬以外にだいたいここで会える、と分かっているスキマ草がいます。シダ系っぽいと思える植物で、上の写真の、で、それではシダ君、と便宜上呼びます。

歩道に沿って作られた階段の、手すりの一番最初の柱の足下が…少し腐食しているらしく(大丈夫か?)、そこに出来てしまっている、まさしくスキマに、シダ君は住んでいると思われます。

詳細な日記を付けているワケではないので、うろ覚えな記憶に基づく話になってしまいますが、最初にこのシダ君に気づいた初めての年は、枯れた?と思われる秋頃までに何回か姿を消しては出て、を繰り返していて、「抜かれている?…のに、また復活してる…?」ように見えました。そして、寒くなると、姿はまったく見えなくなりました。

今頃の季節になると、でもきっともうちょっと前から出ていたと思います。この道は最近通っていなかったので、今日気がついた時には、上の写真まで成長していました。今年も姿を見せている! ここ数年、恐らくですが、三〜四年くらいは冬以外に、たぶん見ているように思います。その間には、消えた…かな? と思ってしまうような、ほとんど見ない年もあったように思います。思うのですが…今年はまた、出てきている。しぶといぞ、シダ君。

で、まあ、なんだかんだと消えて出て、を繰り返しているようですが、このシダ君は、同じ彼が、ひたすら出て消えてを繰り返しているのでしょうか? それとも、消えた後に出て来るのは、彼の子孫なんでしょうか?

で、ここから少し離れたところに、同じ建物の付属物の雨樋周辺に、同じ仲間と思われるシダ?集団が、たむろっています。ここから飛んで? 来たのか…来るのか…来ているのか?

これを書きながら、別の場所でもシダ君に似たようなスキマにいるスキマ草のことを思い出しました。彼も出てきて、葉を二枚まで出してところで抜かれる…一枚出して抜かれる、を去年辺り…繰り返している、ように見えました(これもおぼろげな記憶によると、です)。彼は、歩道脇のコンクリ壁の腰の高さ辺りにいるので、目についちゃうんじゃないかな〜と想像していて、よって彼は、ニンゲンに度々抜かれているのだろう…と考えています。

こんな風に、ニンゲンとは大きくかけ離れた構造の持ち主である生命体の、生き様をちょっと眺めているだけでも、そこに多くの驚きや不思議が、見つけられる…と思っています。…なので、スキマ草探しを楽しんでみませんか…? はは。


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