百日紅の種を (poem-no-tsumori)
2020年の秋、
初めて君を意識した
君の花のことは知っている
木肌がすべすべなのも
でも、
花が咲いた後は
すぐに忘れるんだ
そこに居ることも
今年は違う、
花の終わったあと
なっている緑色の茶色の実
割れている
みかんのふさのように
天に向かって円になって並んで
未来に手を差し伸べているかのよう
きっと鳥を風を待っている
これからは、
私はサルスベリの種の形を知っている人だ
そして花が咲いていない時も
君を意識する人になった
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最近は詩人な気分です。
ヘッタクソな詩(のつもりです…)を、お読みくださった方に感謝申し上げます!
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