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イチョウも心配

 今日、銀杏並木のある道を歩いていて気が付いた。銀杏の葉はまだ緑色をしているが、葉の先が軒並み茶色くなって枯れているように見える。同じような様子をしている葉の幾つもが、歩道に散っていた△

東京は神宮外苑前の、いちょう並木の黄葉は例年11月半ばごろからが見頃なのだそう。同じ関東圏内であれば、時期は同じ頃のはず。今はまだ9月の末。この時期にこんな様子で、黄葉まで持つのだろうか△

それで思い出したことが、去年の猛烈台風群による塩害被害である。台風が巻き上げた海水の塩が、あちこちに被害をもたらした。農作物を枯らしたり。その時はこの辺りでも、別の銀杏並木の葉が片側だけ枯れていたりを目にしていた△

しかしそれは台風による被害であった。今年はまだ一つくらいしか来ていないのではないか。なのにこの葉の痛みようは何が原因なのだろう。7月の日照不足か。わずか二ヶ月前のこと、既に記憶が薄れ始めているが…頑張って思い出してみると、8月の初旬頃まで続いていた△

それから急に連日30度を越す猛暑日が続き、それがやっと果てたと思ったら今度はちょっと肌寒く感じるまで気温が下がる。このとんがったジグザグ線のような目まぐるしい変化に、銀杏もヘトヘトになっているのだろうか△

ニンゲンなんかは気候変動の直撃を受けていると思う。樹木たちは常に地球と繋がっている。もらっているエネルギーが半端ないだろうから体力が豊富と思っているが、心配である△

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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!

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