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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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#道端

2023年の十月の下旬ごろ・・・の草花模様:アカメガシワはアチコチに

最近近所のアチコチでホントによく会う、アカメガシワ。珍しいスキマ草(スキマで育つ植物を勝手にこう呼んでいます)では全くないのだが、大きく育っている株を見ると、感慨深い。(10/28/sat撮影) 💙💛

スキマ草(季節外れな君):スミレ

通常は春ごろ〜初夏にかけて、足元で咲いているのを見つける花だと思うのですが…。先週の土曜日に出会いました。奥にはカタバミが雨粒を抱えています。

カニクサかな? →モドキ君<スキマ草観察日記>(2)

 2020/7/28に、この記事の一回目をアップした。その時の個体は、残念ながらその後抜かれてしまったようだった。この辺に居たはず、と思って数回見に行ったがいなくなっていた△ その後は猛暑が続いたので、寄り道が出来なくなっていた。この間久しぶりにその道を通り、もしやと思い、最初の個体を探したがやはり見つからなかった△ しかし居たと思われるすぐ近くの場所に、似た個体(以降はモドキ君と呼ぶことにする)を見つけた。最初のは同じ側溝でも道路とのキワだったので、目立っていた。上の写

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <5>

のシダ君に数日前に会いましたら、出ている数枚の葉っぱのウチ、一枚がなぜか裏返っていて、そこに胞子がビッシリ並んでいるのが見えました。その隣の葉っぱにも、角度的にウラの胞子が覗いていますね。 ちょっとゾクゾクっとしてしまいました。まそれはさておき、ここにいるシダ君を数年観察していますが、胞子は初めて見ました。噂は本当だったのだ、と思いました。シダ系の植物は葉っぱの裏に胞子を作ってそれを飛ばして仲間を増やすんですよね。 それにしてもこのシダ君、根性ありますね? 手すりの腐食し

アカメガシワかな? <スキマ草観察日記>

スキマ草(そう)と名付けて、道端のアスファルトの割れ目などに住んでいる植物たちを観察して楽しんでいますが、アカメガシワと思われるこの植物は、根っこの部分はスキマにあるかもですが、成長すると結構巨大になります。 葉っぱがでかいです。大人の手のひらよりも大きいな葉がわっさわっさしている樹も結構あります。背丈は1メートル前後のものを街中では見るチャンスが多いかも? でもそれ以上高くなるととにかく葉っぱが大きいのでジャマ感が出て、斬られちゃういや伐られちゃうのかもしれません。 近

カニクサかな? <スキマ草観察日記>

住宅街にある側溝のキワにいました。葉の形と色がもみじっぽいと思いましたが、調べてみると、カニクサかも? でした。 もしカニクサだったら…。 彼はシダの仲間でありつる性の植物だそうです。この先つるが伸びてきたときに、どこかに巻きついて…となった時に、巻き、巻きつきたいのに巻きつくとこないじゃんっ! てなりそうで、そうなるとどうなるのだろう…という先行き不安なスキマ草みたいです。(もしもカニクサだったら、ですが) なのでと言いますか、カニクサ君と名付けて、時々会いに行こうと

スキマ草:脱走族、いや属

脱走属。勝手に名付けて遊んでいます。上の写真をよーく見ていただくと、木製の花壇から脱走しちゃいました、としか思えない、同じ種類の植物が、電柱の足元に、息づいています。(植物の名前が出そうで出ないです…すみません) このような脱走属はよく見かけます。花を咲かせているパターンもあります。見るのは面白いですが、その地域の植生関係云々を考えると、ただただ面白がって笑ってていいのかしらん、と思ったりも一応したりしています。 園芸種って生命力が強いモノが多そうなので、脱走属がいっぱい