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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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2020年10月の記事一覧

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <9> 「さようなら」(最終回)

 本日、シダ君と呼びながら観察を楽しんでいたスキマ草が、完全にいなくなっているのを、発見した。手すりを撤去してしまったのか△ 上の写真の、四角い形に白く塗り潰されているところに、手すりを支える柱が埋まっていた。だがその周りが腐食していて隙間があり、そこにシダ系と思われる植物が住んでいたのである△ ある時にふと、発見してから数年は経つだろう。はっきりとした記憶はないが、冬の季節になると一度枯れ、春になると復活して秋頃までそこにいる、を繰り返していたと思う。今年こそちゃんと、

カニクサかな? →モドキ君<スキマ草観察日記>(3)(最終回)

 今日帰り道に遠回りをした。そう言えば、と急に思い出した。前回は9月18日にアップしており一ヶ月近く経ってしまっていた。電柱のすぐ隣に居た、カニクサという草に最初似ていると思ったが違ったようだ、のモドキ君のことである△ 最初に結論を言ってしまえば、モドキ君はいなくなっていた。その家の住人の方はまめに掃除をする方のようで、この時点では家周りのどこのスキマにも草花の一片も無かった。♫「別〜れはいつもついてくる 幸せのうしろをついてくる」中島みゆきの「わかれうた」が頭の中を流れる

ヒルザキツキミソウ

 今年名前を覚えた花である。数年前から、よく見かけるようになり気になっていた。見知った草花が出来ると名前を知りたいと思う。だが無精なので調べるのが面倒である。しかし今はそれ専用のアプリなどがあって、詳しい人が教えてくれたりする。これは本当に便利だと思う△ しかし時間が無い時にはそれすらもするのが面倒だったりする。どうせ調べても覚えられない。と思っていた。それでもやってみると、発見があった。名前が分かるとその草花たちがより身近に感じられる。愛着が湧くのである△ 今まではあの