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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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2020年9月の記事一覧

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <8>

 数日前にシダ君と呼んで観察している、彼とすれ違った。前回の時にはまだ小さかった、右手側の葉っぱが成長していた△ 一度は枯れかかったくらいなのに、再び芽を出し更には成長もする。しぶとい、と正直思った。九月になっても暑い日が案外、続いたからだろうか。しかし今日などは、少し蒸しっとはするが、あの夏の盛りから比べればだいぶ涼しい。このまま気温が順調に下がっていくとしたら、シダ君はどうするのだろう△ 既に次世代のための胞子は飛ばし済みなので、後は余生か? 何はともあれ今年は根気よ

アベリアではないと思うが似てるので。

 そこ(側溝)にも秋が。と思い写真に撮った。植物の知識が薄いので見た瞬間萩っぽいと思ったが全然違った。萩の葉はもっと丸っこい。ちょっと調べてみるとアベリアという植物の葉の形に似ていたので、アベリア似と仮に呼んで観察していこうと思う△ 大抵、こういう場所で芽吹く植物は種を飛ばすモノがほとんどだと思うが、アベリアについて書かれたモノを読むと増やすには挿木とある。花は咲くが実は結実しないという。種が飛ばないモノがここにいるわけがないか。それだからアベリア似である△ 本物のアベリ

カニクサかな? →モドキ君<スキマ草観察日記>(2)

 2020/7/28に、この記事の一回目をアップした。その時の個体は、残念ながらその後抜かれてしまったようだった。この辺に居たはず、と思って数回見に行ったがいなくなっていた△ その後は猛暑が続いたので、寄り道が出来なくなっていた。この間久しぶりにその道を通り、もしやと思い、最初の個体を探したがやはり見つからなかった△ しかし居たと思われるすぐ近くの場所に、似た個体(以降はモドキ君と呼ぶことにする)を見つけた。最初のは同じ側溝でも道路とのキワだったので、目立っていた。上の写

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <6>(暫定最終回)→(撤回)<7>

 八月十八日に枯れた様子を見たので、暫定最終回としていたシダ君と読んでいる上記の写真のシダが、本日復活していたのを発見した。よって最終回は撤回し、また今後の様子を見守ろうと思う△ 昨日、上の段落まで書いて、アップした。時間が無かったのである。今日続きを書こうと思う。前に既に触れているが、このシダ君と呼んで観察しているシダ系と思われる植物の存在に気が付いたのは数年前である。それ以来、なんとなく、テキトーに観察してきた。でもそれでは味気ない、と今年はちゃんと意識を持って観察し、