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母親としてジェンダーを学ぶ〜未来につなげるアクション講座で感じたこと〜

所属している母親アップデートコミュニティ(HUC)が2021年1月23日で発足2周年を迎え、2周年記念祭が開催されました!

今日はその中で私が参加した「女性の権利を守り未来につなげるためのアクション講座」について、学びや感じたことを書きたいと思います。

「ジェンダー」について考えるようになったきっかけ

今回のイベントは、HUC内のジェンダー部が主催したイベントです。

ジェンダー部は

ジェンダー・ギャップ指数121位の日本に生きる私たち母親が、次世代のために社会をどうするかを考える

を目的としてHUC内で活動しています。

HUC2周年ジェンダー部イベント資料

これまであまりジェンダーについて深く学んでこなかった私なのですが、HUCの仲間から刺激を受け、自分が何となく受け流していたことにもジェンダーギャップがあること、それに気づくことが第一歩であることを学んでいます。

そして今回のイベントでは、
ジェンダーギャップに気づけるようになったその次に、どうアクションを取ればいいのか?を考える講座

例えば、飲み会に参加しているときに「お子さんは?旦那さんが見てくれるなんて優しいね」などと言われた時、どのように返すのか?など。

具体的なアクションについて一緒に考えたく、参加してきました!

私たち母親がジェンダーを考える意義

まず冒頭に、私たち母親がジェンダーを考える意義について。

今、選挙前になると当たり前に届く投票用紙。これも、100年前にこの権利を得るために戦ってきた女性たちがいたから。
当時は、女性が集まって政治の話をすることさえ禁じられていて、そんな状況でも女性の権利を主張し続けてきた人たちの存在がある。

私たちが、小さな違和感に対しても声をあげることが必要で、何も言わずに受け入れることは、この違和感や不条理を自分の子供の未来にも残すことになる

Do the right thing for our children
100年後の人たちのためにアクションをしていこう

というメッセージが心に響きました。

NOと言えなかったあの日 ー体験シェアー

イベントの前半では、ブレイクアウトルームに別れ「自分がNOと言えなかった体験談」をシェアし合いました。

私の個人的な話ですが、NOと言えなかったこと、と言われて思い出すのが
職場の男性マネージャー数名と行った飲み会でのこと。

飲み会自体は私も楽しんでいたのですが、お酒も入り酔っ払ってくると、背中を触られ、私は鳥肌が立つくらい、本当に本当に嫌でした。

だけど、私は何も言えませんでした。

その場の楽しい雰囲気を壊したくなかったし、一緒に居た女性先輩社員達も何も言わず笑顔で接している。自分が我慢すれば、その場は楽しく終われる。そう思っていました。

でも今思えば私が、NOと言わなければ、後輩たちもNOと言えない。
いずれは自分の娘も、同じような体験をするかもしれない。

そう気づいた時、私の「我慢」は、自分自身も後に続く人も、誰も幸せにしないのだと思いました。

どんなアクションができる?

では実際に、どうやってNOと言えばいいのか?
イベント後半ではケーススタディを用いて、どんなアクションができるのか考えました。

・会社の飲み会で上司から、常務の隣の席に座ってお酌するように、と言われたらどうする?
・結婚式で友人に「旦那さんの胃袋掴まないとね!」と言われた時どうする?

など、自分が当事者だったら?その場に居合わせた第三者だったら?と目線を変えて考えていきました。

私は、人との対立が苦手で、はっきりNOということができません。

そんな私でもNOというコツは、笑って誤魔化すのではなく、怒るのでもなく、冷静に・淡々と・はっきりと

参加者の中には、実際お酌を頼まれた経験があり、それに対してはっきり淡々と
「いやです。座りたくないです。お酌も、私はしたい人だけにします。」とお伝えしたエピソードもあり、かっこいい!と思ったし、勇気をもらいました。

ジェンダーギャップを感じる場面は、唐突に訪れます。
その時、反射的にNOと言うことは実際簡単ではないと思います。

私がこれから実践していこうと思ったことは、

違和感を感じたら、まず何か言ってみる!

です。

言葉にして発信し、どんな言葉が適切なのか探っていきたいです。

ちなみに、どんな場面・状況でも活用できる返しとして「正気ですか?令和ですよ!」という提案も^^

ジェンダーを学びたい人へ参考文献

イベントの中で紹介があった映画と書籍です。

映画「未来を花束にして」
100年前、イギリスで女性の参政権を獲得するために戦った女性たちの物語。

書籍「フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル」
女性が反撃するときに必要な「巧みな戦術のすべて」が知恵とユーモアたっぷりに。


書籍「私たちにはことばが必要だ」
差別問題て苦しむ女性たちのための日常会話のマニュアル書。


そして、HUCメンバーさいとーが書いてくださったグラレコをご紹介します!(さいとー、いつもありがとう〜!!)

210119ジェンダー_さいとー

byさいとー

最後に、今回のイベントを企画してくださったジェンダー部の皆さん、しのちゃん、マコちゃん、しほりん、さおたん、どうもありがとうございました!!!

いつも与えてもらっている刺激と学びに感謝しています!!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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