ティーンズラブ×変異種セフレ×SFサスペンス！？『夜明けを乞うけものたち』堤翔 が面白い
友だちとかと話すとき、最近面白いBLの話は話題になるけれど、TLの話ってしない。
さっきまであーだこーだ話していたのに、TL、ティーンズラブの話をしたくてもなんだか恥ずかしくてできない…。
でも最近、ほんと語りてー作品がたくさんあるなかで、はっきりここが好きなんだ！と言えないながらも最後までマンガが完走して欲しさに思いの丈をまとめてみたい。
堤翔『夜明けを乞うけものたち』
人間とは異なった特徴を持つ、変異種がいる世界。
変異種は、人間とともに社会生活を行っているものの、社会的な制限や差別が存在する。
変異種である主人公は、転職先の女性に恋をするものの、人間と変異種の違いから壁を越えられなかったが、あるとき、その意中の女性が変異種であることを知ってしまう。
弱みを握られた女性は、絶対にキスはしないという条件付きで、主人公と関係を持つことに…。
花とゆめのティーンズラブ！！ どうりで、こんな世界観な訳だ…。
花とゆめってそんなにティーンズラブを出しているイメージがないんだけれど…。意外。
SF的な世界観でありながらも、
王道のオフィスラブの路線は外さないところ、変異種設定で、
いわゆる獣ものもフォローしてしまう包含力。
なぜキスはだめなのか？？
ヒロインの持つ変異とは何なのか？
サスペンス的展開で、物語としてぐいぐい読ませる力がある。
さすが、すぎる、花とゆめ、そして堤翔…。
少女コミックから、ティーンズラブへの転身がめっちゃ気になる。
ただのオフィスラブものにするんじゃなくて、物語軸もしっかり組み込んだティーンズラブを作ってくるなんて、戦略的すぎる。
マンガパークで読もう
白泉社のまんがはこちらで少し読めるので気になった人は読もう読もう。
基本的に単行本派なので、単話のあらすじ見ている分には終わっている様子がないので、まだまだ続くと思うけれど…。
吹田まふゆ『ラストオーダーはお嬢さんで』が終わったらしいと聞いてすぐ単話で買ってしまった。
続くと思うなティーンズラブ。好きなものほど続いてほしさがある。
以下、見せ場について語るので有料…。
ティーンズラブなのに男目線
そもそもの視点人物が、女性じゃなくて、男性からというのがまた！！！
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