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週末日記 1月9日〜1月15日

1月9日

 毎日日記を更新するのも面倒だから、2、3日ぐらいの更新にしようと、桜蘭高校ホスト部について書いていたnoteがうまく保存されずに消えてしまって萎えた。初めて水炊きをしたらうまくて感動した。生姜をすりおろしてポン酢で食べたらなんでも美味い。あんまり本を読みたくなくて、自分のためにお金を使う。新しいパジャマと洗顔フォームを買った。


1月10日

 成人の日。連休でちょっとほっとしていた。ネ乱入の『誰にみしょとて』単行本の梗概の800字にまとめるのに四苦八苦していた。やってみると、いろんなことに気づく。細かい人物の属性を言及しなくても、案外読者は補完して読んでくれるのではと思う。合間に読書会のレジュメもつくる。夏茄の百鬼夜行街について。なんとなく楽しそうだなと思って担当してみたけど、レジュメとして文字を打ち込むたびに神経を使って読んでる気がする。もしかしたらそんなに読書でも意識して読んでないのかもしれない。映画を早送りしちゃうタイプで、本を読んでるときも、頭の中で早送りして読んでいるような気がして怖くなる。とにかくレジュメを作るのは楽しい。ネコ乱入のSFファンダムの話は面白かった。喫茶店文化とか、コミケとのつながりとか、インターネットの普及からファンダムの衰退?まで(冬の時代と重なる)聞いて、途中で眠たくなって退席。10時就寝。


1月11日

 ひらりささんと牧村さんのイベント、ここではないどこかで生きることに参加した。外に出たいという願望がちらちらと頭によぎるのは、私だけではないんだなと。海外に旅行したことすらないので、まずは行ってみるところから始めてみたいなんて。暮らす上での工夫を一つとっても、水とか日照時間とか治安とか考えることはいっぱいあるんだなーと。とりあえず、tandemから始めてみた。Duolingoの方が続きそうだけれども。夏茄のA summer beyond your reach も読んでる。(tandemって打つたびにnoteが不具合起こして怖くなる)


1月12日

 星々の「書店」テーマの短編小説コンテストに出そうと思ってて、でもほしおさなえさんの本を読んでなかったので、『活版印刷 三日月堂』を読んだ。丁寧な言葉の連なりに、すうと体のなかに染み込んでいくような感じで、読んでいて久しぶりに泣いたし、癒された。遠くの誰かに伝えたいというコンテストの言葉が気になってて、こないだハッカンで書いた梗概はちょっとイメージと違うような気がしている。何を書くか悩み中。


1月13日

 ジョン・グリシャム『法律事務所』を読んでる。読書会の課題本で、スティーブン・キングがエンタメ小説の教科書だと言っていたらしい。まだ数ページしか読んでないけど、登場人物には好感が持てるし、胡散臭い雰囲気が感じられて、先を知りたくてページをめくってる。名前が覚えられなくて、カバーの登場人物紹介を見るんだけど、殆どの登場人物の説明が「〃」で省略してて記憶に残らなくて萎える。


1月14日

 ドライブマイカーのニュースを見てて、やっぱり見たかったなぁと思ってると、まだ上映していると知って、さっそくチケットをとった。ノルウェイの森の映画を見た時、げんなりした記憶が残ってて、それから原作が好きな映画を見るたび、げんなり感は繰り返された。原作を読まないで見た美しい星も結局は同じだった。最近はおすすめされた映画を見るようにして、テネットとかデューンとか。きっと大丈夫だろうと思うけど、やっぱりげんなりするのはやだなぁなんて思ってる。本を読むときは別にそう思わないから変。


1月15日

 『誰に見しょとて』の梗概、春の梗概締め切り日。いつもぎりぎりなのやめよう。春の梗概はすっかり忘れてて、中途半端な梗概出すのもどうしようか?と迷ったけど、提出することにした。何かしら得られるものはあるかもしれない。連作短編集で、周辺の登場人物を描くことで、物語を浮かび上がらせていくのは、ミステリーにも通じていて、続きが気になってく描き方だと思う。登場人物の名前がしっかり付けられている一方で、社会的な属性、年齢や職業などをそこまで書き込まなくても、読み手は補完して読んでるのだなと思った。事実、自分がこの登場人物はこういうキャラクターだろうと思って、いざ文字にまとめてみようとその箇所を読み返すと、はっきりとは書かれてなくて、あえてそういう書き方なのかな?と思った。いまひとたびの春の、自分で自分を楽しむって言葉にぐっとくる文を書くこと、読むことを自分が楽しいって理由だけでできてない気がする。風呂で本を読まずに電気をつけてフェイスマスクしてぼーっと湯船で浮かんだ。

 

雑感

 あんまり本が読めないなーと思って、本をぼかすか買うのをやめて、自分のためにお金を使ってみた。ぼーっと湯船に浮かんでいるのがよかったのかもしれない。本をまたワクワクして読んでる。


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