オモシロイとツマラナイ SF備忘録


 SF創作講座第3回の講義内容で思ったことを簡単にまとめておきたい。


1 読者を忘れるということ。


 今回は、誰にとって面白い小説を書くのかというテーマだった。結論は、「読者を忘れ、自分にとって面白い小説を書く」ということだった。誰かに読んで欲しいから書いているはずなのに、読者を忘れていいというのは意外だった。

 

 自分にとって面白い小説を書いて成功するには、作家や編集者が面白いと思うモノを意識して書いていく必要がある。

 そう考えると、梗概を読んで感想を書いたり、講師陣の評価を予想したりするのは意味がある行為だ。講師陣との評価のズレがわかったり、あってるところがわかるわけだから。


 スキマ時間にしか書かないと決めているので、なかなか実作の感想まで手が回らないけど、取り組もう。

 今回の評価のズレでいえば、わかりやすいとされた梗概をあまり評価できてなかった点がある。わかりやすいが故に読んでいるときに印象に残ってないのだ。つまりは、浅い読みをしているということ…。読みの精度を上げなくては。

 わかりやすい梗概を書いている人は、実作も選ばれやすい傾向にある。わかりやすい梗概を書きつつ、アイディアも面白いっていうのはさすがだ。わかりやすい梗概を目指して書いていきたい。

 講義で紹介されていたトレーニング法は、自分が好きでかつ売れている本、自分が好きでかつ売れなかった本をまずは自分なりに理由を考えることだった。

 物語の構成やテーマ設定はどうか? 内容の難易度は? などなど。

 また、逆のパターンも考えるというのも学べることがありそうだ。 自分は好みではないのに売れている本の理由を考えるのは、取り組むのに苦労しそうだが。 どんな作品にも読む意味があると思うと、途中で集中力を切らさずに意識して読めるかもしれない。

 自分で自分の文章を編集できる力を持つこと。書き直しまでいかないと難しそうだ。


 




 

 

 



 


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