#26 目標に本気で取り組まない社員…どう対応する？

みなさん「できる社員」のイメージってどんな感じでしょうか？

仕事が早い？
常に前向き？
モチベーションが高い？

色々あると思いますが、目標に真摯に取り組み、達成するために力を発揮している社員は「できる社員！」って感じですよね。

一方で、いつも目標が未達で、しかも未達に対して反省の色も責任感もなさそうな感じ…ではないでしょうか？

勿論、社員みんなどちらか…というわけではないと思いますが、やはり、目標がたとえ達成されなかったとしても、自分事として本気で取り組んで欲しいですよね？

実は、目標に対して、自分事として取り組んでもらうために、とっても簡単な方法があります。

それは…

人から与えられたご褒美は逆効果

あなたは目標に対して、自分事として取り組んでもらおうと、人参をぶら下げたことはありますか？

要するに

「〇〇ができたら、△△をあげる」

ってやつですね。

これ、とってもとっても危険です。

人から与えられたご褒美は逆効果！実は自発性を妨げてしまうのです！

これ、単純作業ならある程度効果を発揮するらしいのですが、創意工夫が必要な課題に対しては、逆効果になってしまうそうです。

パートさんも自分で目標設定

私がサポートしているドラッグストアさんでは、毎月1回全体会議があります。

その時の主役はパートさんです。

４～５名くらいごとにチームを組んで、自分たちで目標設定をしてPDSA（PDCAの間違いではありません。P＝Plan、D＝Do、S＝Study学び、A＝Adjust調整…という意味で使っています）を回しています。

そこで、目標を自分事にしてもらうために2つ工夫しています。

①目標を自分たちで決める

②達成したときのご褒美も自分たちで決める

この二つです。

これをすると、誰かにやれと言われた目標ではなく、自分たちがやりたいと思った目標を設定するので、自分事になりやすく、人参も自分たちで設定するので、自発性の妨げにはなりません。

この辺りは、詳しく書くと、本一冊書けそうなので(笑)、こちらでは、「なるほど…」と思ってもらうにとどめますが、この二つを守り、自分たちの組織やチームに活用すると、かなり変わると思いますよ♪

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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