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カレーですよ4308(レトルト ヤマモリ ボタニック 大豆のお肉の本格キーマカレー)

レトルトは定期的に食べている。メーカーさんが送ってくださることも多い。新製品の場合はそうやって送ってくださると店頭で探さずに済むのでありがたい。
いや、おいしいと分かっているものならもちろん自分の足で探しに出かけるんだけどね。

カレーですよ。

今年の夏は楽しかった。レトルトの釜飯の元とタイカレーで有名なヤマモリ(株)の代表がタイ、ラヨーンへ招待してくださった。現地法人のサイアムヤマモリとヤマモリタイランドの工場がある。

そんなご縁でタイの意義深い時間を過ごし、そこでお話しした開発や広報の方とも仲良くなった。東京にある東部支社に発売前のレトルトカレーを試食に伺ったこともあって、有意義であった。そんなご担当がこの興味深いカレーを送ってくださった。

「ボタニック 大豆のお肉の本格キーマカレー」

 
グルテンミート、大豆で作ったお肉風のものであるが、それを使ったキーマカレーだ。なので、ボタニック。植物由来ということだ。

代替え肉、グルテンミートはインド食材店などに行くと簡単に手に入る。ベジタリアンの方にはとても便利なもの。とはいえあくまで代替え肉的なものでわたしの食べた感覚ではやっぱり違うよね、という感じもあった。

さて、この「大豆のお肉の本格キーマカレー」。どんなものかと温めてみた。

封を切ると、おや、シャープな香りはコリアンダーか。ふわりと香りが上がり、期待感が高まる。
ひと口運ぶと心地よい鋭さがあるシャキッとした味ときちんと手応えとバランスある辛さの調整がなされているのがわかる。つまりおいしいのだ。これ、いいカレーだ。

それで、その香りに惹かれてどんどんたべ進んではたと気がついた。そうじゃない。そうじゃないぞ。

このカレーのキモはもちろん美味しいカレーであることは大事なことなのだが、うっかりわすれてた。大豆のお肉、である。グルテンミート、ぜんぜん意識していなかった。普通に美味しいカレーとして受け入れていた。それくらい自然なのだ。さあ、あらためて。

意識をしてキーマカレーのいわゆるキーマ部分を食べてみる。これがなんだか不思議なほどちゃんとお肉感があるのだよ、大豆ミート。おやおやこりゃあすごい。粒大きめで食べ応えもあるし、食感もいいじゃないか。
 
辛さが結構きちんとあるところが効いている。モダンな味のチューニングだなあ、とおもった。よくあるもったりしたレトルト では全然なくて、シャキンとしてきちんと個性がある。

これ、売れると思う。グルテンミートとかベジとか関係なく美味しいから。
当たり前だけど、食料品は美味しくないと売れない。他の要素もいろいろあるが、ちゃんんとおいしいということは、他の要素も真面目にやっているというところにもつながっているはずだ。
そのうえでベジというのはベジタリアンの人には福音であるし、肉ばかり流行るこんな昨今ではあるが、肉よりも野菜のほうが好き、という人たちにも受け入れられる要素を持っている。わたしがそのひとりだ。

こりゃあストックで定番にするのもアリだと思う。

いいカレーだった。

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