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ミニマル、見られる テリーライリー さいたま

ミニマルからマルチへ
少し遅れて、ミニマリストの大家
テリーライリーのコンサート
#さいたま国際芸術祭 のオープニングアクトです♩
朝は展示みましたが、
もはや展示会場と演奏会場の
さかい目
もわからないような空間でやるようです
最終日12月10日はマルチプレイヤーのジム・オルークだから、極小から多極へ


椅子にすわったおじいさん。背中丸めてタブレットを一生懸命操作する

客席で1000人くらいが見守る。

後半30分に滑り込んだ、ミニマルミュージックの大家テリーライリーコンサート@旧市民会館おおみやのステージ、そんな感じにメチャメチャ、ミニマム!?
盆栽を大きくしたような木を背後に、手前に苔むしたようなカーペット。さらに舞台奥は実は芸術祭の展示経路になっていて、観覧者が行き交う。
彼らの姿を客席は目にするが、客席も彼らに見られる。見ると見られる関係
こんな書き方になってしまったけれど、音世界はすごくて、
多層的な音がじわりじわりと変化していく。パートナーの女性の生み出す音も加わる。
奥の展示経路を仕切る透明板は、演者たちをちょうど反射して、合わせ鏡のように、演者が無数にいるかのよう。やがて、キーボードやピアニカも使いだす。
50年以上歴史あるホール。役割をおえる、束の間の2か月。市民と世界のアーティストが行き交い、迷宮のような空間が、毎日「設営」される
そんな感じになってます
#さいたま国際芸術祭

大宮といえば、本屋夢中飛行もぜひお立ち寄りを

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