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「高知県立文学館 橋田東聲展示コーナー」のご案内

この度、高知県立文学館のご好意により、橋田東聲(1886-1930)関連展示コー ナーの写真を送っていただきました。高知にいらした方はご覧下さい。(覇王樹2014.9月号)

夕かげにおのれ揺れゐる羊歯の葉のひそやかにして 山は暮れにけり  
橋田東声 『地懐』

「覇王樹」を創刊。近代短歌を代表する歌人。
本名丑吾。第七高等学校在学中に「明星」社友となり短歌を投稿。級友の中村憲吉、堀内卓造らと歌会を持つ。 上京して東大に入学。伊藤左千夫を訪ね、小説等を「アララギ」に発表。 大正四年喀血し、病床で『赤光』を読み、再び作歌に志す。 同八年「覇王樹」を創刊。 うち続く肉親の死、妻志保子との離別、という不幸にも見舞われたが、閑雅で清澄な名歌をのこした。代表歌集『地壊』のほか、評論も多く執筆した。
*橋田東聲 明治19年生~昭和5年死去 享年44歳(パネル説明より)



短歌の会覇王樹|公式サイト