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【エッセイ】安室奈美恵さんが残したもの

9月18日に沖縄県宜野湾市海浜公園内にて行われる予定の、2018年に引退された安室奈美恵さんの映像とともに花火を打ち上げる「WE❤ LOVE NAMIE HANABI SHOW」は台風14号のため開催判断は当日?となりそうだとのこと。

多くの皆さんが楽しみにされていると思うのですが、強風域に入り警報などが発出されると延期などの判断もあるかもしれません。



それにしても安室奈美恵さんは本当にスターでした。

私は残念ながら安室さんの2018年9月15日引退当日のラストライブや、9月16日の花火ショーを観ることは出来なかったのですがそれでも、当時はあまり経験したことのない時間を過ごしました。

参加された方はもちろんご存じだと思いますが那覇市とライブ会場があった宜野湾市は「WE🖤NAMIE」の文字で一杯でした。

国際通りのタペストリーや地元紙2社の安室奈美恵展と特大写真、

沖縄都市モノレールでも安室さんの曲が流れ、

沖縄バスによるライブ会場行きバスのNAMIEロゴ演出などなど。

各企業、自治体がひとつになって
新たなスタートを決めた安室さんを送り出していましたね。

バスのロゴなんて演出…イベンターの協力もあったと思いますが私は初めて見ました笑

さらに地元新聞の安室奈美恵特集号を買い求める県外、県内のお客様の列もすごくて(!)私はタイミングよく短い待ち時間で買えましたが最大2時間待ちだったとか…。

書き出した一連の事象だけでも安室奈美恵さんがいかにたくさんの沖縄の人々から愛されていたかということを実感しました。


さらに視点を広げると

安室さん引退のライブ・花火ショーがあった日は県外、国外からのファンの皆さんの来沖もあって飛行機、宿泊ともほぼ満室。レンタカーの配車数も過去最高となり会場までの移動手段としてのバスやタクシー、さらにはライブや花火ショーを観たあとのファン同士での食事や打ち上げで一杯となった居酒屋や食堂、そして先ほども書いた地元紙2社の最高販売数など各方面で大きな経済効果がありました。

ライブやコンサートで地方へ訪ねてもらい、合わせて宿泊や食事などをしてもらうという観光「沖縄版ミュージックツーリズム」でした。

もちろん、これまで沖縄国際海洋博覧会、沖縄海邦国体、沖縄サミット(第26回主要国首脳会議)などビッグイベントはありましたが

平成最後の夏、沖縄はミュージックツーリズム元年になったんじゃなかろかと私は当時の一連の流れを見てやればできるんじゃんOKINAWA!と思いっきり上から目線で笑、感動しました。

観光は沖縄経済の大切な柱の一つ。でも海だけではない沖縄観光を作ることも大きな課題。安室さんは最後に新しい沖縄観光の光を見せてくれたと思っています。

安室さんファンへのあるインタビューで当時30代?と思われる子育て中の女性が

「子育てで大変なときはいつも安室ちゃんの言葉、歌やパフォーマンスに
助けられてきたので引退してしまうのは寂しいけどでも、これからは自分の力で歩いていってね、と背中を押してもらっている気もする。これからも安室ちゃんのファンでありたい」

というようなことを話されていました。


安室さんはファンひとりひとりの心と沖縄の明日に大切なものを残してくれました。


安室ちゃんは多くの人にとってスーパースターですね☆

これまでも
これからも。



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