7月17日のヨガワークショップ

明後日17日、16時30分からワークショップの後半です。

今回は瞑想・・瞑想というか、バンダやムドラーを補助にしたイメージングテクニックですね。そもそもハタヨーガ自体が本来は身体を補助にしたイメージングテクニックなので、そこからさらに一本進んだ場所、よくインドの年取って肥えたヨーガ行者が言う

「進んでくるともはやポーズなんか必要なくなるからだ」

ってアレですよ。
もちろん今

「ポーズなんか別に要らないんだよ」

なんて言うつもりはありませんが、ポーズ取る事がヨガの中心だと思ってる方々には、

「別のところに本当の本質があって、それにアプローチする方法論のひとつとしてポーズがあったんだ」

ってわかってもらえるようにしたいなと。

最初は前回の宣言通り完全呼吸法(ヨーガ行者の呼吸)から入ります。といってもただ深い呼吸をすりゃいいってもんでもありません。そもそも深けりゃいいってものでもないです。ここからヨガ的な瞑想法は始まります。そこからチャクラやクンダリニーに踏み込んでいきますが、これらはあくまでもスピリチュアルやオカルトの話ではありません。

前回のナーディシステム同様に、あくまでもインドの身体観から世界観へのアプローチ・・世界とどう関わって行くか?というテーマに対峙するための方法論なのです。だから、チャクラやクンダリニーの存在を信じる事が必要なんて話ではありません。てゆうか俺も『存在』なんて信じてないので。

それとひとつ忠告しておきますが、瞑想というと「気持ちいい」とか「リラックス」「気づき」みたいなのを期待してる方もいるかもしれませんが、ヨガの瞑想は全然そんなものではないです。極めてストレスフルで、リラックスどころか疲労します。そして「気づき」なんてありません。「気づき」みたいな自我からのアプローチを消し去る事が基本ですから。昔からヨガの師匠方が「ヴィパサナ(今でいうマインドフルネス)とか絶対やっちゃダメ」なんて言ってたのもそういう訳です。ラジニーシ和尚なんか「ゴエンカとか馬鹿だからわかってないんだよ」なんて言ってたりして。そんな訳で、そういったたぐいの「瞑想」は期待しないでください。

後はヨーガニドラーね。ヨーガニドラーがよく言われるようなリラクゼーションや「睡眠の何倍」とかいうトンチキな休息法では全然無いこともわかるでしょう。ヨーガニドラーには必須のプロトコルがあり、何故それらが組み込まれているのかも解説します。

今回は前回の続きなのですが、今回からの参加者も何人かおられるので、単独でも問題ないような内容にします。なのでまだ明日まで参加受け付けます。

ご希望の方はわたくしに直接メッセージか

ashtangayokohama@gmail.com

までよろしくお願いします。

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