4月1日

 先月末、彼岸の墓参りのため、田舎に帰省していた。なかなか疲れが取れず、戻って二日経った今も、体が思うように動かない。
 したいこと、しなければならないことは山のようにあるのに、一日中ぼんやりしている。天気も体調のようにどんよりしているので、そのせいもあるのかも知れない。
 無職生活初日。このご時世なので、健康保険に入っておかなければ色々と不安が募る。極力、犬をひとりで留守番させたくないので、母が帰宅した後、閉庁30分前に役所の保険年金課へ赴く。国民健康保険に入ろうと思ったら、昨日まで使っていた前職場の保険証に対する資格喪失証明書が要るのだと言われた。通常は退職と同時に発行されるらしいそれも、私が勤めていた職場では、【必要な人は、申し出があり次第発行します】ということらしい。今まで入っていた健康保険を任意継続した場合に要する金額と、新たに国民健康保険に入った場合の金額の差額を知りたければ、前年度の源泉徴収書が要るのだと言われ、入るにしろ、任意継続するにしろ、出直さなければならないことが判った。翌日に持ち越しである。
 それにしても、役所の公務員ってこんなに暇なのか?ものを食べながら歩いている人もいる。市民が窓口に座っているのに、人目が気にならないのだろうか?気付いているかいないかは別として、公務員であること以前に、『行儀が悪いぞ!』という念を送りつつ、凝視してやった。
 帰ったら、先月受けた市の乳がん検診に関する電話が入る。マンモグラフィの結果は異状なしだったが、高濃度のなんとかかんとかで、エコー検査も無料で受けられるとのこと。週に一度、水曜の午前中にしか受診できないらしいが、受けておくことにした。毎回、引っ掛かり、再検査しては、大したことが無いとわかる…という乳がん検診。用心に越したことはない。病気は決して嬉しくないのだから…。

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