7月10日 ①
7月上旬に発表を予定されていた採用試験に落ちたことを、一昨日知った。〝上旬〟の範囲に迷い、2・3日前からHPを確認してはいたが、なかなか結果が表示されなかった。8日を上旬と呼ぶとすれば、10日を過ぎれば中旬になり、20日を過ぎれば下旬になるということか…。8日で既に中旬が近いと感じていた私は、大分せっかちかも知れない。
自分なりに解けた気がしていたので、やはり不合格という結果には落ち込む。一次試験で約十倍の倍率。400人以上の応募で、合格者は40人ちょっとなのだから、落ちた人の方が多いのは当たり前。とはいえ、私の前後だった受験番号の人が受かっていて、結果的に飛び石要員になってしまった私は、誰に対してでもなく何だか恥ずかしかった。
決めていた通り、即座に成績開示の申請をする。駄目は駄目なりに、何が駄目なのか反省を踏まえ、次に何が出来るかを考えたい。
三日後、別の面接を控えている。こちらは5倍強の倍率。はなから一次通過を考えていなかったのは、遠方過ぎて働くことを現実的に想定しにくかったせいだ。なのに、倍率2倍とはいえ第一段階をクリアした。5倍強の難関で、やはり落ちる人間の方が多いのは承知だが、落ちたら落ちたでまた路頭に迷うだろう。
結果を気にせず、試験そのものを唯楽しむ余裕が欲しい。
前回の認定日から一週間。その間に結果が2つ出て、ひとつは消え、もうひとつは次のステップを控えている。自信など皆無なので、他にも応募したいが、応募したくなるような求人がない。〝保険〟を掛けられなくて、同じく一週間なのである。