詩が聞こえる電話番号
050-3573-4778
「詩が聞こえる電話番号」というのを試みに作ってみました。
電話をかけると朗読が始まります。
ひとつめの「本」は、ぼくが結局書ききれなかった演劇の冒頭、主人公が何故か忘れられない記憶について話すシーンです。(※詩は既に更新されています。)
毎週金曜日に更新していきます。
更新されると前の詩は二度と聞けません。永遠に聞こえることはありません、もう二度と。
三分ほどの短いテキストなので、暇なときにいつでもかけてください。人の声を聞くというのは、とても必要なことだなと思う今日この頃です。
大岩雄典が企画した『Emergency Call』という、電話で聞く展示の試みに感銘を受け、ぼくも何か朗読をやってみようと思いました。
電話をかけると聞こえてくる詩というのはとても素敵かなと。
無料で文化が消費されていくことには相変わらず危機感があって、そのこともこれを作った理由のひとつです。収益にはなりませんが、わずかな電話代が発生することが、意外と大事なことなのではないかと思ったり。
(とは言え、コナンとかエヴァとかありがたく見まくってます。)
(もし収益にしてくれるという方がいらっしゃるのなら、「サポート」大歓迎です・・・!)
いくつか詩を録音してみたのですがどうもしっくり来ず、電話と言う特性上、何か人に話しかけるような言葉の方がよいのではと思い、劇の冒頭を引用しました。「詩」と聞いて思い浮かべるものとは少しちがって聞こえるかもしれませんが、これは 台詞 である以上に 詩 だという思いで書いた言葉でした。今でも大切な。
改めて、詩が聞こえる電話番号 050-3573-4778
をよろしくお願いします。
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