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コーポレート人材?おかん?になるまでの話…会社に入るまで編

会社に入ってから身につけたことはたくさんありますが、会社に入る前の経験も「コーポレート人材」の要素だと思うので、社会人になるまでを振り返ります。

ランドセルを背負っていたころ、家族が会社経営をしていておりましたが、色々ありまして、色々あったことに関係した法律と手続きを実体験しました。
法律を知らずに損得で動いて、結局損をしたオトナを見て「知ることは武器」ということを学んだと思います。

その色々あったことで私を含めた我が家の名前が新聞に載るという経験をしました。当時は個人情報保護の観念もへったくれもありません。
新聞に名前が載ったのは修学旅行に行く前日の夕刊。修学旅行に行く電車の中でその記事をクラスメイトに見せられ、記事の内容を問い詰められたことを今でもはっきりと覚えてます。
そのときに思ったことは
『おい?!コラ!人の名前を許可なく勝手に新聞に載せとんねん?! 楽しい思い出づくりの前に、エラいケチ付けてくれたなー、覚えとけよ💢』
公共の場に人の名前を断りなく載せたり、人の情報を勝手に広めることはこの上ない迷惑だということを実体験しました。

 大学では日本史を専攻してました。
当時は大学を出たら、結婚資金を稼げる程度に働いて、退職して、結婚して、子供を産んで・・・が当たり前とされていた時代で、「花の女子大生」というものを謳歌してたので勉強、研究らしいことはあまりせず(汗)。
とはいうものの、過去から今、未来を考える日本史の勉強は知財で役に立っています。

大学生のときに当たり前ですが、アルバイトをしており、今考えるとちょっと変わったところで掛け持ちで働いてました。
ひとつは、学生向けの10円コピー機の受付と修理を。おかげで入社後もコピー機で紙がつまった時の対応は最速で笑。
もうひとつは、カード会社の受付、入力、雑務。カード会社の受付では、お客様とのかかわり方、敬語、タイピング、信用照会の資料の取り扱い方、会社でのお金の扱い方、雑務をみっちり仕込まれました。
どちらのアルバイトも受付で採用されたのですが、どんな仕事でも、断らず、何でもやってみたのでいろんな体験ができました。
(カード会社さんには就職も誘われましたが、5円を探すために帰宅が真夜中なのは嫌なので笑)

実体験以外では、本を読みまくったことです。小学校の頃にコナン・ドイルに出会い、それから図書館の本を読みまくり。
本屋ではいろんなジャンルの本をタイトルと流し読みするのがクセで、友達との待ち合わせを本屋さんにして、友達が来るまで立ち読みを堪能してました。
今は目の疲れ(老眼)もあり、読む量が減ってしまいましたが。。。


インターンシップの学生から「会社で知財の部署に配属されるには」「社会人として必要な知識は」という問いかけいただいた時
「仕事も知財も、いろんなことが繋がっているので、今の世界だけに満足せずにこの先経験しないだろうなということに飛び込んでもらいたい。経験できないなら、いろんなジャンルの本やマンガを読んで疑似体験してほしい。」
とそのように答えています。
マンガっていうと驚く学生が多いんですが、マンガってきちんと取材して描いているので、文字と絵で同時に学べる知識の初歩情報として最高だと思ってます。

内容が自叙伝になってしまいましたが、私の背景の紹介ということで、お許しください。
次は会社に入ってからの話ですが、長すぎてどう書こうかな。。。

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