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お茶

こんにちは。
お茶の季節です。知らんがなって?
♪夏も近づく八十八夜~♪という茶摘み歌だと
言われている歌がありますが、
この歌の意味は・・
教えてWEB先生~!

『 八十八夜とは、
立春から数えて88日目で、
5月2日ごろを差します。
(2022年は2月4日が立春)。
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、
この頃から霜が降らなくなると言われています。

八十八を組み合わせると「米」という字になり、
農家ではこの時期に
茶摘みや田に籾まきを始めるそう。
また、立夏(夏の始まり)直前のこの時期は、
夏に向けての準備をするのに
縁起のいい日とされている』
だそうです~。

もう一つ。
『 八十八夜には、
末広がりで縁起のいいとされる
八の字が二つ入っており、
この日に摘んだ新茶を飲むと、
「長生きできる」「無病息災で生活できる」
とされています。』
だそうですよ~。飲まなきゃ(笑)

そして、冒頭の写真です。
黒い何かが覆っている。。?
あれは、寒冷紗(かんれいしゃ)という、
霜や強すぎる日光から新芽を守る
幕のようなもの。
春先の朝晩は、山間になるほど
寒暖差が激しい。霜が降りる可能性もある。
そして、日中の痛いほどの日光・・。
あれらから守るのです。
成長しすぎも防げますしね。

昔は、藁(ワラ)をかぶせて
日光除けにしていたそう。
そして、不思議な事に
藁をかぶせてある方が、
甘いお茶になるそうです。
お茶農家の友人が言っていました。

寒冷紗より手間が断然かかるし、
最近はワラを大量に仕入れることが
困難になっているそうで、
いつまで出来るかわからないと
ぼやいておりましたが。

そして、八十八夜が近づいている
=GWは絶賛茶摘み中なので、
GW付近に遊びに行こうと
お誘いをしようものなら、
「 勘弁してくれ!むしろ手伝いに来てくれ。
いや、素人がやっても
時間がかかるだけだしな。。」と、
嘆かれます。ゴメン・・(笑)

宇治のお茶農家さんは、
まだまだ手摘みで茶摘みをしますから。
今時分になると、
「お茶摘みさん募集」の広告が出てきます。

最近は日給で支払われることが多いですが、
昔は摘み取った数量に応じての
支払いだったそうで、
大大大先輩のお茶摘みのお姉さま方の
お茶を摘む手の早い事、確実な事。
若輩者の出る幕はないです。
むしろ怒られます。(笑)

大分、寒冷紗の茶畑の話からそれました。
大切に育てられているお茶、
GWが過ぎるあたりに新茶が
店頭に並びだすと思います。
出来たての薄若緑の新茶を頂く、
ある意味贅沢です。

皆様も、急須で入れるお茶はもちろん、
お水からゆっくりと出す
冷茶でも美味しいので、
たまには茶葉を買って入れてみませんか?
もちろん、
お高くなるほどお味はイイですよ~。
ン?我が家のお茶葉はって?
そこそこのお値段です。中間。(笑)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ



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