INDEX氏に纏わる種々

「女性天皇を支持する国民の会」の募金の怪しさにて、おまけが増えてしまったので分ける。

募金は放置だが、ツイッターは饒舌

ゴヨウツツジの会を讃える自称元宮内庁職員

小内誠一を筆名とする者は、元宮内庁職員を自称する。その割に日本語に不自由しており、すこぶる疑わしい肩書だ。ともあれ「ゴヨウツツジの会を見習うべき」だそうだ。
肩書を信じる者にしか効かないとはいえ、ゴヨウツツジの会にとっては御墨付きの如く、有難いだろうか。言うまでもなく、女性天皇を支持する国民の会による募金への支持や宣伝に繋がる。

しかし代表の身元や事務所の所在地が不明、多額の使途不明金、など怪しに過ぎ、役人風情が近づくべき団体とも思えない。
いづれにせよ、どちらも怪しい同士にしか見えない。だから馬が合うのかな。むしろ身内、一員かもしれない。

INDEX氏の方も「小内氏」のサイトの熱心な読み手。「小内編集長」に調査を頼んでおり、篤く信頼している様子が判る。
なお「小内氏」は2019年11月以来、サイトを立てては放置を繰り返す。この2020年10月当時に唯一動いていたサイトで早や5つ目になる。その編集長は、佐藤公子という名だ。

『皇室情報室「菊のカーテン」』2020年9月27日(表示は26日)の状態
『皇室情報室』の名で2020年8月に始まり、改名を繰り返す

「小内氏」の方も何故か、編集長は佐藤で、などと言わずに頼みを聞いている。「佐藤氏」は他人とも思えない存在、なのだろうか。

「意見もありますよね」だが、続きを見れば好意的な紹介と解る。
こういった姿勢が、INDEX氏や取り巻きの趣味と合うのかどうか、知らない。

無知に基づく津村啓介氏の妄想

愛子様を皇太子にせよ、と度々主張している国会議員。国民民主党の副代表だった時期に当たる。INDEX氏たちも注目して来た人物だ。

「女性皇族の男性皇族以外との婚姻がありえず」とは、一体どういう事だろうか。
皇女和宮の夫が誰か、知らないのか。徳川家茂は「源朝臣」ではなかったか。藤原師輔は3人の内親王を妻とし、高光、尋禅、公季など子も出来た。他にも例があるだろう。

韓国発祥のキリスト教系カルト教団の発行する『世界日報』に、国民民主党代表の玉木雄一郎氏が登場し持論を披露。2ヶ月前の2020年9月に別の党に分かれたとはいえ、津村氏の同志だった。

教義によれば、韓国がアダムで、日本はエバ。それゆえ日本の顔をにさせたがるのだろうか。「初の女性総理」の声も出ていた、稲田朋美氏に対しても支援して来た。
教団は「長子権」も強調する。INDEX氏らによる「直系長子」の連呼が思い出される。

ゴヨウツツジの会を讃える毎日新聞と中川聡子氏

毎日新聞電子版、2019年7月7日付、中川聡子筆。有料記事であり、無料部分たる1割ほどしか読んでいないが、ゴヨウツツジの会を好意的に紹介している。

仮に同年6月末ころの取材としよう。その4ヶ月も前の2月25日で会計報告が絶えていた。第3弾の新聞広告を出す為と称し2018年1月に始めた募金だ。目安は230万円だが、下限として示した180万円は既に超えている。しかし、電子本を出すのが先だ、と後から言い出して延々と引き延ばしている。白けたか、年頭、即ち掲載の半年余り前から既に寄付も稀となっていた。

調べれば簡単に、怪しさに気付いた筈だ。寄付の激減に見られる通り、支持を得られなくなっていた。
「あなたの参院選」という企画の1つだが、特に争点になっていたとも思えない。中川氏や、毎日新聞社の意図を疑われても仕方あるまい。1年半を経て2021年に至っても、新聞広告どころか電子本すら出ない。こんな不可解な活動の宣伝を務めた責任は大きいだろう。
それとも有料部分では論調が異なるのだろうか。読んでいないので判らないが、仮に無料の冒頭部と大きく異なったとすれば、それもまた問題だろう。有料部分への導入部としての不当表示と言える。

電子署名は千票あまり

女性天皇を支持する国民の会が2017年4月17日に始めた。最初の募金を始めて2週間後に当たる。既に締め切っており、1074票だった。常々、国民の7~8割の支持を得た意見、などと言い張っているが。

内閣支持率などを中心としたフジ産経の世論調査で、架空の回答を大量に混ぜていた事が分かった。他にも在るだろうか。元々、質問の仕方により答が導かれがちな事は指摘されていた。当てに成らないものだ。
ともあれ、数字の独り歩きは気を付けたい。

期間が判らないので、「キャンペーンの進捗」から飛んでみよう。

2017年12月29日付で、別の件を紹介しつつ、この件の継続を述べている。少なくとも8ヶ月半以上、という事か。
千票を超えた所で打ち切ったのかも知れない。

チェンジオルグでは「何人」と言うが、実は1人で何十票も入れる事も出来てしまうとの事。期間が長ければ、それだけ「機会」も増えるだろうから尚更だ。知らなければ投票できないのも、また確か。
という訳で、一体どれ程の賛意を得たのかは解らない。1074人を上回らない、としか言えない。

主催者たる、女性天皇を支持する国民の会の賛同者は、何と0人だ。

・・・と書いた。「0人の賛同者」の左にフォローのボタンがあるので、それの押された回数かと思っていた。しかし他の件を見ると、賛成票数と、この「賛同者」が同じ数だった。
賛成票数とは別の、主催者への支持の件数か、と思っていたが、私の勘違いであり、団体プロフィールの画面でも賛成票数を「賛同者」として表示する様だ。
1074人の賛同を得た件は既に締め切っており、他の件も無いので、以前は1074人だったのが0人になってしまったのだろう。使った事が無いので解らなかった。

チェンジオルグの多重投票

チェンジオルグの欠陥と、それを悪用する姿を見せ付けてくれる。
票数は「人数」を意味しない。まして「友達」にも嘘を付いている。増やしたいのなら友に趣旨を説明すればよい。同意を貰えなければ諦める他ない。
目的を偽って端末を借りている時点で詐欺であり、典型的な不正だ。

もはや枝葉の様な点だが、チェンジオルグの実態は「投票」だ。登録名は好みで決められる。実名や、同等の重みを持つ通名を記す「署名」とは異なる。
投票と見做すにしても、1人1票が保証されておらず価値が低い。7576だった賛成票を丸ごと8で割る必要もないだろうが、そのまま「人数」と見做してもいけない。

今回の件は、ガールスカウトに属する高校生の提案とされる。その真偽すら疑う事も出来るが兎も角も、日本ガールスカウト連盟が協力した。その関係者は3万人と称する。
仮に1人1票と見做しても、4分の1ほどに留まる。「身内」の支持すら得られなかった。

懲りずにツイッター投票を始めてみたものの、改名すべき、は3.3%しかなく、30倍近い大差が付いた。勿論これもまた1人1票とは限らないが。
正確な票数ではないが、計算で凡そ割り出してみる。
賛成 - 5300票
反対 - 15万5500票
賛成が5千超え、だけを聞くと、多い様にも思える。しかし反対が15万5000を超えており、もはや比較にならない。改名すべしが世の声、などとは言えない。極端な少数意見を、多数意見だ、と言い張ればだ。
この度の問い掛けが如何に偏った意見だったか、お蔭でよく解った。チェンジオルグでは、主催者への賛意しか反映されないので、反対意見との多寡を直に比べる事は出来ない。

2020年12月からのアカウントだが、別名義で自演を繰り返していても可笑しくない。何しろ、多重投票を行って威張っている様な輩だ。自ずと見掛け上の「声量」は大きくなる。
INDEX氏などの界隈にも加わっているかも知れない。仮に関わっていなくとも、この手の者の「倫理観」を如実に示している。

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ついでに、綾野辻子@が賛同していた、竹下郁子@。この界隈では知られた記者の実名だ。例の投票を繰り返し呼び掛けていた。

まきぱ王◢⁴⁶@による、マイノリティは存在価値なし、について批判もある。しかし前後を見れば、民主主義での解決策たる多数決において少数意見は無力だ、という意味であり、生い立ち等の属性による少数者は生存を脅かされて当たり前、といった意味ではない。
過半数に達しないなら他者が従う道理なし、という事。竹下郁子氏たちの方が数を競う場を選んだ、それが大前提だ。

勿論、人道的な観点から少数意見こそ重い場合もある。だが元々の目標が「1万人」だった。仮に「1万人」の同意を得たとて、日本全体からすれば1万分の1にも及ばない。
ガールスカウト連盟3万人と比べると、目標の低さに驚く。しかし「1万人」のみを示せば一定の「迫力」を持つだろう。勿論、反対意見より遥に少ない事を伏せ、賛意のみの強調は欺瞞だ。
その目標すら届かない。己が力の過信ぶりも痛かった。自ら行動を起こし、欺瞞と過信を曝け出した自滅そのものだった。

竹下氏が唐突に「資本主義」を持ち出したのは、民主主義の文脈で完敗を喫した為だろう。しかも僅か「1万人」を多数意見であるかの様に装う欺瞞、即ち反民主主義な下心も透けて見える。にもかかわらず「署名」という、如何にも民主主義的な道具を使う、その偽装も露わとなった。幾重にも嘘を重ねている。

非民主主義者たる事が知られてしまった竹下氏が縋り付いたのが「資本主義」だった。人道主義なども在り得たろうに択ばなかった。そういう者なのだろう。
確かに、北米と西欧を足場とする巨大資本にとり、異文化の慣習は参入障壁だ。性分業の解体を口実に社会を作り変えれば食い込み易い。尖兵の自覚があるのか。
だとしても、「収入」に乏しい高校生を看板に「意見」を打ち出し賛意を募っていた者が、意見ではなく収入で決まる、と後から言い出すとは呆れる。

では「生産性」の低い者の存在価値は低いのか、無い者には存在価値が無いのか。勿論、生産性と収入が正確に対応するとも限らないが。
殆どの重度障害者は稼げない。竹下氏にとっては、存在価値など無い者、なのか。例えば絵で稼いではいるが、杉山沙耶佳氏は脊髄損傷だ。描けなくなったり、飽きられて売れなくなったら無価値な存在か。

むしろ人の世話になり負担を掛けているからには、負の価値を持つのであり、減らしてゆくのが世のため人のため、といった意見を目にする時もある。その持論に基づいた行動により、死刑判決を受けた者も居た。
気が合うかも知れない。なにしろ「ぬるい」のは、お嫌いな様だ。

上の5分後。「本音と真逆」でも「いいよね」か。人から信頼されたい、など毛ほども思っていないのだろう。
「幾らでも嘘を付く」見本の様な者だ。

勿論これが「本音」とも限らない。こちらがの可能性も考えなければならない。だが独善的な態度からして、こちらが本性に思える。人を知りたければ、よりを見ると良い。

金と権力を得られない悲しさを共にして支え合うのではなく、己だけ手にして抜け出そうとする。皆が大金と権力を得る事など在り得ないので、自ずとそう見做される。
貧困層に仲間意識など無く、ただ見下し、踏み台として利用して来たのだろう。

顔の印象が異なり、何故か笑えてしまう。
例の件を紹介した12月28日付の記事が最後で、2週間を超した。長い冬休みか。頑張らないと収入が増えないね。
その後、1月14日に記事を出した。竹下氏から見て価値の低い存在を取り上げている。貧しい程、利用価値があるのだろう。

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