あけまして

新年です。

お年越、二年参り、初詣、お正月。

皆さんいかがお過ごしですか?

世間はいまだにコロナですが、日本は海の向こうに比べれば、まだずいぶんマシなのか。。。な?
それでも、家族の身を守る、大事な人のためにも、自分を大事にしていくのは大切なことです。


さてさて、今年はhanpo4年目になる年で、次のhanpoのテーマはそんな大事な人たちとの過ごし方、距離感、そんな話をしてみたいと思います。

hanpo No9 「かぞくのカタチ」 


わたし自身は家族にはとても恵まれて育ったように思います。
が、これは近年の話で、幼かった頃の私の価値観ではそうではなかった時期もあって。
小学生の頃、学校でいじめられていたわたしにとっての身近な親族の認識は

↓こんな感じ

父はわたしのことにさほど興味が無く、
母はいつも心配事を抱え込んで無理に明るくふるまって泣いていて、
上の兄はわたしにとってほとんど家にいない、居るのか分からない「他人」で、
下の兄は常に越えられない「壁」で重く覆いかぶさり、
祖母は兄とわたしとを絶えず比較し続ける「障害」で、
親戚は仲良くしてくれていたけれど、陰ではどう思っていたのかわからない「恐怖」で。ずっと怖かった。

そんな認識の中で10代の前半を生きていいました。
自分のことがわからなかった、自分が自分という個人だけで一生懸命に過ぎた時代においては、それが限界だったし、それ以上のことを考える余裕はなかった。

それ以上の認識はできなかったので、今、振り返って見るとわたしの家族観はもう全く違うものになっているけれど。。。

そんな思い詰めていたころの「かぞくのカタチ」
それはきっと今とは違うし、そのころを振り返るのは半歩になるのかもしれないな、と思います。


例えば、、、例えば、、、
「父」と「他人」のように接し続けてきたカタチ
「母」と「荷物」のように暮らしてきたカタチ
「姉」を「怪物」のように過ごしてきたカタチ
「兄」を「師」として慕って生きてきたカタチ
例えば、、、
「バイト先の上司」を「親」のように慕うカタチ
「近所のお兄さん」と「兄弟」のように過ごすカタチ
「クラスメイト」や「牛乳屋のおばさん」と「親戚」のように過ごすカタチ
「模型屋さん」と「母の友人」と「父の同僚」と「先輩」と「先生」と「お隣さん」と、、、と、、、と、、、と

突き詰めていくと、家族のカタチって何なんだろう。

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