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何度でも読み返したいnote4

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何度でも読み返したいnoteの備忘録です。 こちらの4も記事が100本集まったので、5を作りました。
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2022年9月の記事一覧

優しい言葉

うちの三男の発言や表現がちょいちょいおかしいのは、きっと周りの子より幼いからだと思っていたのだけど、最近になって「これは天然なのでは?」と思うことが増えた。 例えば学校から帰ってきて遊びに行くという三男に、「夕方に雷雨が来るかもしらんから、雷の音が聞こえたらすぐ帰っておいでや」と言うと、「雨なら遊んでていいの?」と聞くし、4点だった都道府県テストに頭を抱えている私の横で、「だってふりがなが書いてなかったんだもん」と平然と言う。ふりがな書いてたらみんな正解できるやんか。 思

ブリッジするからくぐってみて。と、いっしょにごはん行かない?が同義であるかどうかはまたいつか。

仕事中、 なんとかせねばならぬ調べ物があって ググるを繰り返していたら、ふと古い記憶がよぎった。 誰かがブリッジをしてる下を「くぐる」。 子どもの頃、 そんなふうな遊びを特に意味もなくやったこと。 自分より大きな子がくぐるときに むりむりむりむりー!となるあの感じ。 起き上がることもできないから そのまますべて諦めて 下をくぐる子の背中に背中で乗っかって 笑い転げるかんじ。 なんか無性にあれをやりたいなぁ。 そんな 気持ちになった。 ちょっとくぐってみて! 言いたい

人生はきっと点描のように

小学4、5年の頃、毎日がとても憂鬱だった。 「親友」とか「仲良しグループ」とかそういう概念が残酷なほどハッキリしてくる年頃なのに、友達と言える友達が私にはいなかったから。 大人になった今から思うと、趣味も家庭環境も性格も、全てがバラバラの、「ただ同じ地域で同じ年齢だから」とまとめられた公立学校のクラスほど、友達を見つけるのが難しい場所はないと思うけれど。 当時はまあ、そんなことを考える余裕なんてあるはずもなく、むしろ少女マンガにありがちな「親友」がいないことに内心ひどく焦