土地と繋がる

山の田んぼの田植えスタート。
ここの田んぼでは自家用の米を作る。

売るためのお米を作るのと、自分や家族が食べるためのお米作りは、やってることは同じなのにどこか違う。

稲を植えることで土地と繋がる感覚。
そこに住む生き物のネットワークと繋がる感覚。

そこで生活をして、同じ雨に降られ、同じ空気の中にいる稲からできた米を食べると、さらにまた繋がって。

土地とわたしの身体は別々なのだけれど、土地の一部になるような。

土地や同じ土地に住む生き物のネットワークと繋がって生きるのが人間の通常モードだとしたら、都会で自然環境から遮断された空間で生きて、バランスをとり続けることこそ至難の業なのかもしれない。

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