結婚にずーーーーっと憧れてきたはずだったのに

    こんにちは。今日コレサワの新曲を聴きました。「ねぇ ライブ終わりに抱いて あたしの部屋で抱いて」っていう歌い出し。ほらあ。またコレサワ来ちゃったよ。コレサワだよこれは間違いなく。天才だよ。最高だよ。またコレサワが大好きになった朝でした。

    はのとです。初めまして。


    恋人の就職先が一応決まりました。実家からはちょっとかなり遠いけど、ギリ通えるくらいのところ。私の家からも別にそんな近くなくて、微妙に便が悪いところ。でも、7月に入ってようやく出た1つ目の内定だからさ、本当に苦労してたし本当に頑張ってたから、まあとりあえずはそこで働こうよって。

    あ、恋人は新社会人である私の1つ下、大学4年生の21歳です。

    家から通うか一人暮らしをするか少し悩んでいて、私的には実家から通うのは遠すぎるんじゃないのって思ってたのね。ちなみに私は実家から車で5分の職場なので、そして大学まで電車で2時間かけていた身として、通勤にかける時間なんてものはなければない方がいい派。

    ヘトヘトで帰って家に着いてご飯食べて眠るだけの生活、キツくない? と思って色々と話をしました。恋人は体力があるので、まあ通えるとは思うって言ってたけど、自分の時間なくなっちゃうの普通に辛くない? まあ、恋人がそれでいいならそれでいいけどさ。

    だからと言って一人暮らしを推奨しているわけではない。だって、一人暮らしをするとしたら、今よりも私の家から行きづらいところになるんだもん。今でさえ車で1時間ちょっとだけど、それよりも遠くなると厳しい。しかも、運転別に好きじゃない私にとっては、田舎へ向かっていく1時間は余裕だけど、都会に向かっていく1時間は無理。一人暮らしはきっと都会でするから、無理なの。


    自分が会いにくくなるから、そして、一度都会に住んだ恋人を結婚のタイミングで田舎に引き戻すのはきっと難しいから、別に一人暮らしを推奨したいわけではないんです。でも、実家から通うのも大変そうだし、ええじゃあどうする? って考えていて。

    閃いてしまったんですよね。「同棲」を。


    私は高校生の頃から人一倍結婚願望が強くて、とにかく結婚というもの、そして出産というものへの憧れの強い少女でした。きっと自分自身が恵まれた家庭環境で育ったからでしょう。両親のようになりたいと、家族を自分で築きたいと、そう思っているのです。きっと、現代では少数派なのでしょうが、それが私の理想なので黙って聞いていてください。

    大学に入ってからもそれは変わらず、高校時代は女子校だったので恋愛に興味すらも抱きませんでしたが、大学生になって恋人ができたときには、まだ18歳だと言うのに「この人と結婚するんだ」と常に考えていた。付き合っていたときは、当然この人と結婚すると思ってた。でもしなかった。別れた。

    フラれたのに、メンヘラみたいにしつこく何度も復縁を迫られたという面白いエピソードもあるのですが、まあそんなことはこの際どうでもよくて、復縁を迫られるたびに、「俺ならはのとと結婚するよ」「卒業したらすぐ結婚しよう」なんて、「結婚」を餌にされていました。こちらから願い下げです通報するぞ。


    次の恋人ができたのは昨年、大学4年生の夏でした。そのときには、前回の反省も活かしてあまり盲目にならないように慎重に日々を重ねていました。冷静に。嫌なところとか価値観の相違から目を逸らさないように。そして前回と大きく異なったのは、自分も出来のいい人間にならないといけない、という意識。

    前回は無条件に愛されていたので、というか多分私の顔が好きだった人だったので、基本的に私はどんな振る舞いをしても嫌われる心配は微塵もありませんでした。だから好き勝手していたし、自分の欠点にも目を向けようと思わなかった。

    でも、今回は違う。今回は、私の中身を好きになってくれた人だった。むしろ、私の本質以上に私の中身を過信しているようでもあった。だから、私は恋人が見ていた幻影から離れないように、理想の人間に近づけるように、ちゃんと自分を磨こうと思ったんです。中身をね。外見じゃなくて。

    その人といることで、自分を成長させることができる。本来の恋人の関係って、きっとこっちの方が近いのかなって思います。無理にいい人を演じるのとは違って、自分の欠点を見つめて、ここは直していこうって自発的に、肯定的に自分を変えられること。素敵じゃん。


    でね、結婚のことも、考えはするけどそれが軸にならないようにしています。何が起こるか分からないから。この人と結婚してもいいか、じっくりゆっくり考えて行こうって思っているんです。成長ですね。この人と結婚するんだ、と意気込んでいた前回とは違います。おかげで盲目もマシになりました。

    とは言え、結婚がしたいという気持ちに変化はありません。だから、少し前に勇気を持って言いました。

「あなたは私と結婚する気があるのか。」「私は○歳までには結婚したいし、○歳までには子供がほしいと思っている。」「さらに言えば、私はあなたと結婚したいし、あなたとの子どもが欲しいと思っている。この話をすることによって、私のことを重いと感じて別れるきっかけになるかもしれないと思って怖くてなかなか言い出せなかった。」

    恋人は、真剣に考えてくれました。

「結婚はしたいと思っているけど、今すぐとかには考えられない。」「自分に自信が持てるようになったらできると思う。」

    みたいな感じ。そこから紆余曲折ほどは何もないけど、それ以来そういう話を抵抗なく互いにできるようになり、「○歳までに結婚する」という共通認識は持てたと思います。それまでに結婚が難しくなったらすぐに申告するように話したりもしました。

    たかだか22歳の小娘が何をって感じだよね。分かる。私だって思うよ。22歳でまだまだ人生のペーペーなのに結婚なんて、まずは自分の人生を考えないとなんじゃないの? 頭の中のなんかがそう言ってきます。ウケる。


    まあね、それくらい結婚願望が強かった私がね、「同棲」というキラーワードを閃いてしまったんですよ。同棲に関しては、まあ特にしたいとか思ったこともなかったけど、閃いたからには伝えればいいじゃん。ね。いいじゃんね。

    でも私は、言えなかった。2週間くらい、言えなかった。なんでだと思いますか?


    一言で理由を言うなら、「リアルだから」です。恋人にもそう伝えました。「妙にリアルで言えなかった。」って。わかる人にはわかる感覚かな。どうだろう。

    簡単に言うと、同棲をしてしまったら、もう結婚まで待ったなしじゃないですか。いや、実際そんなことはないけど、同棲しないよりもした方が結婚が近づくのは明白。逆に遠くなるかもしれないけど、それはそれで次にいけるという点で近づくんですよ。上手くいくにしろいかないにしろ、人生が確実に前に進むわけです。

    じゃあ万々歳じゃん。同棲しちゃうなよyouって感じ。でもなんか、あんなに夢見ていたのに、なんか急に怖くなっちゃって。結婚なんて、住む場所と相手が変わるだけじゃんって思ってた。っていうか言ってた。子どもができたら人生大きく動くけど、結婚だけならそんなに変わらないじゃん。

    そう思っていたのに、実際に同棲が現実味を帯びてしまったら、なんかもう急に怖気付いた。私は家を出て、恋人と2人で暮らしていく。そのまま早めに結婚をして、数年して子どもを作ろうとする。そういうの、夢見ているうちはワクワクしていたのに。

    案外そんなもん? 怖くて一歩踏みだせない、プロポーズができない男性の心理が、すこーーーーーーーーしだけ分かってしまった気がする。今までは1ミクロも分かってなかったよ。理解できなかった。でも、悔しいながら分かってしまった。悔しい。


    結局、1年は実家から通って、2年目で同棲をするかまた考えようってなりました。一人暮らしという案はほとんどなくなったと見て間違いないでしょう。それは私にとっては喜ばしいことです。

    私、大丈夫か。人生動くかもしれないけど、大丈夫か。わかんないけど、とりあえずいつ何があってもいいように、しっかり働いて社会人として、大人として恥じない生き方をしようと思います。


    とか言いながら、未経験のドラムを始めようと電子ドラムを探している。不思議なくらい高いけど、買おうとしている。バカなのか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?