人類みなオタクって話

 おはようございます。私って多分ブラインドタッチでききれてないんだろうなって今気づきました。だって、めちゃくちゃ誤字るし、いつも同じ文字が打てない。我流というか、凄まじい量のレポートを書いている内に勝手に身に付いたものだから、完ぺきではないんですね。箸の持ち方みたい。

 まあそんなことはどうだっていいんですよ。私、昔ほど何かに熱中できなくて、なんかこう、失う怖さみたいなものが拭いきれなくて、好きになり切れない。傷つくのが怖くて、みたいな感じですね。

 まあこういうことです。でも、これは昔確実にオタクだったからこそ書けるものです。感じれらるものです。たぶんね。何かに本気で熱中したことって、案外貴重な経験だって思います。

 そんな私を最近熱中させようとしている強敵がいるんです。それは、ジャンプコミックスの銀魂。今更かって感じなんですけど、見逃してくださいね。

 でも相変わらずなんです。熱中しきれない。いや、もう自分をごまかしきれないくらい大好きな自覚はあるんです。めちゃくちゃハマってます。でも、ハマってるだけで熱中はしていない。家に、この2か月くらいで大量のフィギュアなどが増えました。私も欲しいと思った。でも、購入しているのは母。そうやって、逃げています。責任じゃないけど、転嫁して。お母さんが好きだから仕方ないね、なんて逃げています。

 そんなことしたって何も生まれないのに。素直に好きって言えばいいのに。どこか冷静な自分がいる。あほになって何かを大好きだって言うことに、抵抗がある自分がいる。好きなものは好きでいいじゃない。分かってますよそんなこと。でもね、自分がそれにストップをかけるんです。

 唯一の救いは、銀魂はもう完結しているということ。最後の映画も終わったし、失う悲しみはないんです。完結してからハマったから。エルレもそうでした。終わってから好きになる。まあ、エルレは終わり切ってなかったし、なんなら復活しましたけどね。そこが違いかな。

 終わってしまうと、悲しいじゃないですか。作品は、終わりがあるから。でも、終わりがあるのは作品だけじゃない。簡単な例で言えば、アイドルなんていつ終わってもおかしくない。私は昔、メンバーの卒業とかとは無縁だと思い込みながら、あるアイドルを応援していました。だって、過去に誰も卒業していないんです。一度だけ、それに似たようなことはありました。でも、あれから5,6年経って、何も変わっていないんです。あの5人が、奇跡の5人なんです。そりゃ、終わりなんて想像もしませんよ。

 でもね、それは突然来るんです。何も考えていないとき、ある訳ない、とか、夢にも思わなかったとか、というレベルじゃないんです。彼女たちには、そういう概念そもそもがないと思っていたんです。いつまで経っても、誰かが結婚しても、誰かが母親になっても、おばあちゃんになっても、いつまでも5人で笑っていると思っていました。

 だから、忙しさに乗じて、彼女たちの活躍から目を離していたんです。

 話が逸れてしまいましたね。すみません。こんなに話が脱線しているから、はのとは先生に向いているとか言われるんですよ。先生と言えば脱線とかやめてくれます?というか、実際そういう先生の方が人気あるんですよ!雑談こそが授業の意義なんだよ!雑談が楽しいしタメになるの!!

 ほら、言ったそばからこれですよ。立て直していきましょう。

 銀魂を好きになって、まだ数か月。15年も続いた長い長い歴史をもつ作品にとって、私は好きだということすらおこがましく感じてしまうほどの新参者。作者と読者の駆け抜けた15年間をたった数か月で辿ってしまったのだから。

 でも、やっぱり好きなんですよね。好きなんです。もともとジャンプの漫画は好きです。少し古いけど、スラムダンクとか。もちろん、読んだ頃にはしっかり完結していましたけどね。

 で、戦闘シーンがかっこいい漫画は大好きです。ドラゴンボールとかね。あと、東京喰種とか。ああいう、バチバチの戦闘もの好きです。ついでに、和服は普通に好きです。

 で、作品はいつも、主人公より周りのキャラに惹かれるタイプ。主人公はもちろん好きだけど、それを支える周りごとまとめて好き。友情・努力・勝利なんてかっこいい生き方はできないけど、憧れる。

 やっぱり、私は銀魂好きなんですよ。好きなんです。大好きなのかも知れません。単行本を読み終わってから、しばらくずっとロスです。悲しい。映画ももうやってないし。DVDの発売を待つしかないし、それが出たらもう本当の終わりじゃないですか。もう詐欺じゃないじゃないですか。

 リアルタイムのもの、とは言えないかもしれないけど、そういうものに興味を持ったのは相当久しぶりです。それこそ、2018年以来かな。あの日。大好きな5人が、奇跡の5人が、4人になってしまった日。

 何かを好きになると、やっぱりそれだけで人生に色が付くんです。そういう感情になったのも久しぶり。やっぱり、こういう活力って大事なんですね、人間には。

 人類みなオタクです。結局ね。銀魂おたくって言ってる訳じゃないですよ。人類みな銀魂オタクの世界なんて、絶対行きたくないからね。てか、人類みな銀魂オタクって、それ逆にみんなそんなに好きじゃないんじゃね、みたいな哲学ループに入ってしまいますね。やめましょう。

 人類みなオタク。わかんないけど、大抵の人は何かのオタクでしょ。好きなアイドルや俳優がいればそれらのオタクだし、作品が好きならそのオタクだし、恋人がいるなら恋人オタクだし、大好きな家族や友人に囲まれているなら、家族友人オタクです。その人たちのために頑張れるなら、きっと、みんなオタク。

 オタクって最強ですよ。何せ、脳みその構造が極端に単純化されていますから。物事を、推しと推し以外で測っていますから。ほんの少しでも推しが関係するようなことであれば、オタクは簡単に限界だって超えます。いいですか、オタクは最強です。

 今のところ、やっぱりまだ銀魂オタクとか、オタクって自信満々に言えるまで熱中しきることができる精神力はないけれど、過去のトラウマを乗り越えられていないけど、それでも、私の根本はオタクでできているから。まだまだなんだってやれる、夢だって叶えられるし、欲しいものは手に入れられる。友情・努力・勝利。三本柱で踏ん張っていこう。

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