ゲームと現実、実は似ているのかもしれないって話

 こんにちは。今日は何度目かの眼科に行ったのですが、ようやく眼球にばちばちについた傷が完治して、コンタクトの許可が下りました。眼鏡生活本当に疲れた…私本当に眼鏡合わない無理だ…安心しながら、今日も長すぎる待ち時間でジャンプを読み終わってしまいました。

 はのとです。初めまして。

 先々週?先週?時間感覚バグってるんですけど、とにかく5月末の木曜日。ドラクエの新作が決まりましたね。ロゴが壮大に発表されただけでしたけど。でね、私なりに色々考察してやろう、深読みしてやろうと思って過去作まとめて表にしたりしたんですけど、生憎そんな才能ありませんでした。

 ということで、一年前くらいに別のアカウントで書いた記事を思い出しました。初めてnoteで書いた記事ですね。懐かしい。恥ずかしい。今と全然文体違う。恥ずかしい。今の方が頭悪そうだし、この頃に戻ろうかな、、

 というわけで、当時のことを思い出そうという気持ちになりました。自分の記事を自分の記事として転載しますね。コピペです。どうか温かい目でどお願いします。

 と思って投稿ボタン押しそうになってんですけど、あまりにも口調がうざかったので今風に変えました。言ってる内容は変えてないです。文体を変えました。どう変えたかというと、賢そうな文章を頭悪そうに変えました。私に賢い話し方は向いてなかったです調子乗りましたごめんなさい。

 ということで、今度こそ本当にどうぞ。


 今日初めて、私はnoteで記事を書いています。

 昔から何かを書くことが好きでしたが、仕事にしようとも趣味にしようとも思えなかったんです。自分の文章が、自分の考えが、批判されることへの恐怖。それがあったから。

 でも先日、私はtwitterを通じて、素敵な文章を書かれる方に出会いました。その方の文章を読んで、心を打たれたんです。もやっとした理想が、形になったような、まっすぐな文章。

 私も、いつか誰かの心を動かしたい。そんな風に思いました。

 私には夢があります。誰かの将来に何かしらの影響を与えられるような働きをすること。その夢を叶えるために、たった一つの目標のためにここまで生きてきましたが、ここで私は、初めて寄り道をしてみたいと思います。noteという空間で、もう一人の私を作ろう。そんな感じです。

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、最初の記事と言うことで、自己紹介を兼ねて、企画に参加してみることにします。※当時こんな企画やってたみたいです

 私が紹介したいゲームは、ドラゴンクエストシリーズ。ドラクエと私の人生は、切っても切り離せない関係にあることを、文章でまとめてみようと思います。

 私が初めてドラクエをプレイしたのは、小学校高学年の頃。母が熱狂的なドラクエファンで、いつでもそれで遊べる環境にありましたが、ゲームにほぼ無関心で生きてきた私には、それまで縁のないものでした。もったいない。そんな私とドラクエを結び付けてくれたのが、『勇者ヨシヒコと魔王の城』というテレビ東京で放送されていたドラマ。安直なきっかけですね。

 初めてのRPGは、私にとって難解なものでした。とはいえ、細かい記憶は残っておらず、今でも鮮明に覚えているのは、たかがゲーム、されどゲーム、という感覚。物語の中には主人公がいて、仲間がいて、そして家族がいる。先代の教えや、未来へ続く架け橋、そして今という時間。あらゆる概念が交錯しあって生まれる感動を、私は初めて知りました。

 それから十年後。私に、再びドラクエに没頭する日が訪れる。昨今の恵まれない状況の中、先の見えない春休みが続いていました。


(2020年の5月頃のは話をしています。当時、大学の臨時休業の影響で、4か月の春休みを過ごしていました。)


 もう季節は春と呼ぶには遅く、夏と呼ぶには早い。そんな曖昧な季節を、曖昧な思いのまま惰性と共に過ごしていました。新たに迎え入れるはずであった新入生は、まだ遠いところ。出会うはずだったクラスメイトの顔も名前も知らない。毎日会えているはずだった恋人とすら会うことを許されず、とはいえ、この怒りとも言えない感情を、どこにぶつけることが出来ますか。

 苦しい日々の中、職を失った母が私にある提案を持ちかけました。

 「折角時間あるんだから、ドラクエやれば?」

 思えば高校生になり、部活に勉強に追われる日々の中で、ゲームを楽しむ余裕など一切ありませんでした。大学生になればと期待していましたが、待っていたのは想像以上に過酷な日々。過ぎても過ぎてもやってくる課題に、終わらないプレゼン準備。バイトも出来ないまま、勉強と部活だけをしている内に一年が過ぎてしまいました。

 そんな忙しい日々の中で、唯一の憩いの時間であった友人や恋人との時間。それすら奪われ、私は数年ぶりに、何もすることがない時間を過ごしていたことに気が付いたんです。否、しなくてはならないことのない時間、と言った方が正しいかも。
 孤独で、寂しく、真っ暗な追加の春休みを過ごしていたましたが、折角生まれた時間を、私は今までどうして無駄に過ごしてきたのでしょう。今までおざなりにしてきた趣味に、時間を使えばいいじゃないですか、と。一念発起。

 それから、私は最新作の『ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて』をプレイし始めました。今までやったことのあったドラクエと違い、3Dのキャラクターたちが動いて、笑って、泣いて、そんなゲームの世界は、私を虚無から救い出しましたね。気が付くと、ドラクエの話で家族と盛り上がる自分がいました。

 こんなに自然に笑ったのはいつぶりでしょう。

 私は、突然会えなくなってしまった恋人にも、ドラクエの話をしてみましした。それ以前は、互いに疲弊した状態で、なんとか笑って過ごしていた二人でしたが、私の話を聞いた恋人は、次の瞬間には同じソフトを買い、プレイを始めていました。可愛いですね。
 それからというもの、二人の間には、以前のような自然な会話と自然な笑い声が表れるようになりました。ありがとう、ドラクエ。

 「披露宴は、この曲を使おうよ。」

 その提案に賛成したことは、言うまでもないですね。って、何年後の話をしているんでしょうか幸せ脳ですね。

 母という先人の教え、今の明るくなりつつある生活、そして将来の展望。いつの間にか私は、ゲームの世界を現実に持ってきてしまったらしい。


 わ~~~~~~恥ずかしい。ここまで読んでみて、やっぱり恥ずかしい。いや、ね、言ってることはもちろん私の本心なんですけど、というか、最近の私の文章は完全に照れ隠しのつまんない文章なんですね。でも、この頃は真っすぐ表現していて、負けました。でも、やっぱり恥ずかしい。取り繕って頭悪い文章にしないと、恥ずかしさで死んでしまいそうです。なんてダメな子なんでしょう、今の私。

 そんなこんなで、私の人生の分岐点には、いつもドラクエがいました。

  ちなみに、1番好きなシリーズは5です。11も好きですけど、5がやっぱり1番好き。初めてやったのが5だったから、思い出補正もありますけどね。
  あ、私9と10以外はやったんですけど、10もオフラインが出たら絶対やります。楽しみふふふ。

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