また遊ぼって言葉はたまにさよならの意味を持つの??

    こんばんは。また一週間が終わりました。今週は、水曜日に1日研修があったので、あっという間でした。ついこの間週末のビールを楽しんだはずなのに、今もう週末のビールを楽しんでいる。早くね? 来週は歓迎会があるので、場所が変わります。場所は変わっても、結局はビールです。ビールの一口目より美味いと脳が感じる飲み物を、私は知りません。

    はのとです。初めまして。


   コレサワっていうアーティスト、ご存知ですか? 高校生の頃からちょっとだけ知っていて、大学生になってからずっと人生の教科書のように大切に思っているアーティスト。私の知らない世界を教えてくれる、教科書。

    一番メジャーなのは、これかな。たばこ。


    これなら聴いたことある人まあまあいるんじゃないかなと思います。特に若い方なら。若いというか、私と同世代くらいなら、かな。20代前半くらい。いいよね、大好き。



    でもね、結局メジャーな曲よりもいい曲っていうのはどこのアーティストにもあるわけで、コレサワもそれは例外ではないのです。本当に、言い出したらキリがないくらい、私に知らない世界を見せてくれました。

    そんなコレサワが最近新しいアルバムを出したので、全人類聴いてください。特に、あまり恋愛経験のない女の子。知らない世界を教えてくれるコレサワは、そんな私たちにとって人生の教科書です。色んなことを教えてくれるし、時には反面教師にだってなってくれるのです。純愛を歌いながら中身は浮気なのです。そんなコレサワが大好きなのです。

 なんて、語彙力も説得力もない宣伝が続きましたが、本題はここから。


 その新しいアルバムの中にね、「君が帰った後には」っていう曲があるんです。そこで、タイトルの通り、

また遊ぼって言葉は たまに
さよならの意味を持つと
大人になって知りました
君のはどちらでしょうか

君が帰った後には/コレサワ


 私は、音楽を聴くとき、まずメロディーから入るタイプ。高校生くらいのときからもっぱらそうで、特に英詞を多く歌っているELLEGARDENという神と出会ってからはそういうことが多くなりました。曲の雰囲気で、その曲を好きになる。

 だから何が言いたいかって言うと、歌詞を全くと言っていいほど知りません。基本的にメロディーから入るから、何を言って何を歌っているのかは知らないことが多いです。曲名も分かりません。だって、耳から入ってくる情報に曲名はないから。

 だから、明るい曲だな、暗い曲だな、激しいな、大人しいな、そんなことは分かるのですが、いい歌詞だとか、展開だとか、そういった意味的な部分ではまったく曲が分かりません。


 だからこそ、時々歌詞が耳に入ってきたときに、「こんな歌詞だったの!?」と拍子抜けすることが少なくありません。具体的には、そうですね、BUMP OF CHICKENの「セントエルモの火」という曲があります。アルペジオがずっと綺麗で、なんかすごく華やかというわけではないんだけど、なんとなく道が開けるような、前を向いてみようと思えるような、そんな曲調。

 歌詞を一切知らずに、この曲好きだな~と思って繰り返し聞いていたのですが、ある時、ふとしたタイミングで、こんな言葉が耳に入ってきました。

どうでもいいけどさ 水筒って便利だ

セントエルモの火/BUMP OF CHICKEN


 ?????!!!?!?!?!?!??!?

 こんなになんか幻想的で宇宙的な何かを感じる曲なのに、え、なんで水稲の話? 自分でも言ってるけど、どうでもよすぎない? そんな歌だったの?

 そう思って、初めてすべての歌詞を目で追いながら曲を聴いてみました。そしてびっくり。じっくり読んで聴いても、なんで水筒の話が出たのかはわかりませんでした。

 全然いい例ではなかったけどとにかく、歌詞を知らずに曲を聴くことが多い私。この、「君が帰った後には」という曲でも、同じようなことが起こります。それがさっき引用した歌詞。もっかい載せよ。

また遊ぼって言葉は たまに
さよならの意味を持つと
大人になって知りました
君のはどちらでしょうか

君が帰った後には/コレサワ


 待って、どういうこと???? さよならの歌だったの? 確かに落ち着いた雰囲気の曲ではあるけど、ちょっと寂し気な悲し気な雰囲気は感じるけど、え、そんななんか、複雑な感情だったの? だから、寂し気で悲し気な雰囲気を若干感じたの? はっきりじゃなくて???

 そんなコレサワの表現力に魅入られながらも、考えたことがあります。


 そもそもまず、また遊ぼがさよならになる条件って何???


 これが、私は考えても考えても、自信をもってこれだと言えるような答えが出せませんでした。浮気とか、身体の関係とか、そういう感じなんだろうなっていうのは想像出来ます。大人になって知りましたってことは、そういうことだよね。

 また遊ぼって、そもそも彼女、つまり曲の中心人物にとっては本気の恋でも、君にとっては遊びだったってこと? 恋愛関係における交際でのデートだと思っていたのが、ただ欲を満たすためだけの会合、ようは遊びだったってこと? 本気だったのは彼女だけだったってこと?

 また遊ぼがさよならになるって何? また遊ぼって言われてるなら、少なくとも次はリピートされるってことじゃないの? なんでまたあそぼなのにさよなら? そもそも、また遊ぼすらが相手にとっては適当な言葉だったってこと? それこそ、自分は真剣に考えていたのに、その上でのまたあそぼだったのに、彼にとってはたくさんあるうちのまた遊ぼ候補の一人で、みたいな?


 書いているうちによくわからなくなりました。まあ、書く前から全然分かってなかったんですけど。今も全然分からない。文字に可視化したら少しは分かるかなと思ったけど、そんなことなかった。何も分からない。

 ので、何か分かりやすい言葉で置き換えられる人がいたら、恋愛経験の乏しい、社会の酸いも甘いも何も知らない私に、その言葉の真意を教えてください。本当に、心底頼みます。お願いします。


 私は、また遊ぼにさよならの意は含みません。読んで字のごとく、また遊ぼ、です。だから、私は恋人とまた遊ぶし、次の別れ際もきっと言うでしょうね、「また遊ぼ」って。

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